簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

萩町・城山展望台 (JR全線乗り潰しの旅)

2013-04-19 | Weblog
 「ここからシャトルバスに乗ると良い。すぐに出るから」と、ドライバーに教えられた
展望台に向かうシャトルバスの乗り場が、到着した停留所のすぐ横に有った。
 白川郷を見下ろす萩町の城山展望台には、ここから二十分毎に発車するシャトル
バスが運行されていて、一人200円である。





 バスは狭い山道を10分ほどで登り切り、展望台に向かう駐車場に到着する。
ここは頂上に店を構えるお土産店を併設した飲食店が無料で開放している展望台で、
合掌集落の全景を俯瞰する事が出来る。



 絶景に思わず息をのみ「おおーっ」と声が出る。
急峻な山々が迫る僅かに開けた平地が田畑であろうか、薄緑色に輝いて見える。





 集落の中心を真っ直ぐに貫く道路の両側に、叉そんな薄緑色の絨毯の中に、三々
五々、あるいは何軒かが寄り添うように独特の色合いをした合掌造りの家々が同じ
方向を向いて佇んでいる。まるで箱庭のような光景だ。
 これが雪景色だったら・・・と何時か見たポスターの絵柄を思い浮かべる。



 何時まで見ていても飽く事を知らないこんな風景を背に、傾斜地で足場の悪いのを
物ともせず、多くの人々がカメラに向かって笑顔を振りまいている。
 皆秩序正しく、立ち位置を譲りあいながらの撮影風景が何とも微笑ましい。



 展望台からはいまきたバスで総合案内所まで戻ることも出来るが、山道を歩いて
下っても十数分ほどなので、ここはゆっくりと里山の景観を楽しみながら歩くことが
お勧めである。(続)




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