簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

牟礼の町 (四国遍路の旅)

2014-12-01 | Weblog
 ケーブルの山上駅を右に見て、裏参道の車道を下る。
この道は県道らしいが、お寺の下で行き止まりになり、そこに十分な駐車スペース
が無いものだから、参詣の車の路上駐車で大混雑している。



 長くうんざりするような下り坂をひたすら歩き続ける。
背後の屋島は次第に遠ざかり、時折眼下には牟礼の町並みが見え隠れする。
40分ほど下ると、二つ池親水公園の噴水が見え、その先に碧い瀬戸内海が見え
てきた。





 ようやく平坦道に戻った琴電八栗新道駅辺りで、国道に出て左折、ここからは琴
電志度線と並走して歩くことに成る。
途中、原辺りで左折すれば志度街道と呼ばれる旧道で、どちらを歩こうか選択に
迷ったが、食事をするなら国道だろうと判断、そのまま国道を進む。



 左手はすぐそこに、瀬戸内海の志度湾が広がっている。
ここ志度湾は、昔から牡蠣の養殖が盛んな海で、冬のシーズンともなると周辺は
牡蠣を食べにくる観光客で大層賑わうところである。



 食べ方は豪快で、畳半畳は有ろうかと言う大きな火鉢の上に、金網を敷き、そこ
にスコップで掬った殻つきの牡蠣を乗せ焼いて食べる。
 軍手をはいて、焼けた牡蠣を掴み、反対の手に持ったナイフで殻をこじ開け、好み
の調味料をかけて食べると、これが中々に美味しくていくらでもいけてしまう。
店により仕組みに違いはあるが、大方は時間制限があるものの食べ放題で、締め
に牡蠣ごはんが付いてくる。



 現役の頃同僚たちと、何回か足を運んだところで、懐かしく思い出しながらひたす
ら昼食場所を求め牟礼の町を歩くのである。(続)




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