goo blog サービス終了のお知らせ 

簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

脳梗塞

2018-04-11 | Weblog



 いわゆる「脳梗塞」である。
「でも運がよかったですよ。早いのが良かった。それに発生した場所も幸運
だった」と言う。言われて診察室に掛けられた時計を見上げると、最初に異
変が起きてからまだ1時間も過ぎてはいない。
「夕方まで我慢していたら間違いなく救急搬送です。そうなれば腕だけでは
済みません、後遺症の心配も出てたでしょう」とのこと。



 実はこの早い対応には、伏線があった。
『急に手先が痺れだし、慌てて病院に駆け込んだら脳梗塞の発作だ』と言わ
れ、早い対応が功を奏して後遺症もなく退院できたとの、同年配の女性の手
記を雑誌か何かで二三日前読んでいたので、もしや自分もそうではないかと
思い至ったのが良かったようだ。



 医師からは、「しかしこの白い影を見てしまった以上、このまま帰すわけ
にはいきません。入院してもらいます」と思わぬ宣言が下された。
「いや、車で来てますし・・何の準備もしてないし・・家族に連絡も・・」
と必死に抗うも判断は変わらない。
直ちに処置室に移り点滴投薬を始めると同時に病室の確保を看護師に命じた。



 訪れた病院は脳ドッグなどの対応可能な脳神経外科ではあるが外来が専門
で、入院の場合はここから車で15分ほど離れた同系列の病院に入る事になり、
病院の車で輸液を持った看護師が添乗しての移動である。



 すでに話が通されているのか、到着するとエレベーターで二階に向かい、
そのまま病室に直行だ。
ここで入院先の看護師との引継ぎが行われると、晴れて(?)入院の手続き
は完了する。(続)


         (写真:本文とは無関係 岡山市東区・小鳥の森三徳園)

ホームページはこちら


にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする