簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

栄養失調

2018-04-16 | Weblog


 一瞬わが耳を疑った。 
入院早々担当医師と、管理栄養士が病室にやってきて、「栄養失調」と言う。
こんな言葉最近では余り聞いたことがない。
採取した血液検査の結果を見ると「免疫力の低下」「栄養失調」だという。
医師から何か思い当たることはないかと問われているのだ。



 実は今年の年明け早々から身内で不幸があり、それが一段落すると今度は
極近しいご近所で不幸。
そんな頃どこかで風邪を貰ったらしく活力の低下を実感していた。
時を同じくして妻と、同居する娘が風邪を訴え、かかりつけ医に駆け込むと
二人はインフルエンザB型の判定が下されたものの、私にはA型も出ない。



 「早かれ遅かれ感染は免れないだろう」と『リレンザ』を処方された。
特効薬のおかげで二人は一週間程度で元気を取り戻したものの、こちらは
一向に快方に向かわない。
高熱が出る訳でもなく多少咳が出るものの鼻水くしゃみが続く訳でもない。
しかしほんの僅かな微熱が続き、体が重だるく、食欲が湧いてこない。



 好きなコーヒーにもアルコールにも手が伸びないどころか、三度の食事
も進まない。結局この間口にしたものというと、卵を溶くか、梅干しか、
昆布の佃煮かをおかゆにのせたものしか喉を通らず、時折うどんに替えて
みるがどうも美味くない。



 これ以外に口にしたものと言えば、リンゴやミカン、バナナなどの果物
だけである。こんなことで筋トレをしにジムに行く気力も、ウオーキング
に出る元気もない状態が三週間近くも続いていた。


           (写真:本文とは無関係 真庭市別所・醍醐桜)

 月末近くになってようやく食欲が戻りだし、体も動くようになり少しず
つ動かさなければ・・と思った矢先の発症である。(続)

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