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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

血栓性プラークの発生源

2018-04-20 | Weblog

 48時間の連続点滴が終ると、再び通常の自然落下の点滴に戻され、やや負
担が軽減した。それでも午前・午後の各々3時間は、ほぼベッドに固定される
ので苦痛には変わりない。



 この点滴の間を縫って血栓性プラークの発生源を見つけるべく諸々の検査
が行われた。
24時間心電図、MRI撮影、心臓超音波検査、胸部X線などが立て続けに行わ
れるものの、頸動脈も心筋回りも、心臓もどこも年の割に血管はきれいで、
どこにも原因の痕跡は見いだせないと医師は首を捻っている。



 医師が説明してくれるモニターを見ると、クラゲのような血管の写真は確
かに素人目に見ても、どこにも崩れ膨らんだ痕跡もなく、影もなく滑らかで
綺麗である。
心臓回りも素人目には良く分からないが問題になりそうな箇所はないという。



 結局推論になるが、半月以上に渡った体力低下した期間、体の動きがなか
ったから、そんな折体のどこかにできた血栓が、体を動かそうとした途端は
がれて飛んだのではとのこと。



 これは、退院後入院を報告した、かかりつけ医も同じことを口にしていた
ので、恐らく原因はそんなことなのであろう。
とにかく対策としては血液をサラサラにすることだという。
薬が又増えた。この年になると病院に行くたびに薬が増えていく。



 自らはまだまだ若い、元気もある、大丈夫だなどと思ってはいるが、70年
以上も使い続けられた体内では、確実に色んなところの経年劣化が進んでい
ることだけは間違いなさそうだ。


          (写真:本文とは無関係 真庭郡新庄村 がいせん桜)

 これからは、「己の体力を過信せず、僅かな変化に敏感にそして臆病に反
応し、迷わず迅速に医師を頼る」今回の入院で得た貴重な教訓である。

 この二ケ月で完全に衰えてしまった筋力を、これから取戻すのに一体どれ
ほどの期間を要するのか、筋トレもウオーキングもまた出直しだ。(完)


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