三滝橋を渡ると左側に、「日永のなが餅」の笹井屋がある。
実はここに至る前の国道1号線沿いにも店があり、「なが餅」を買い求
めようと立ち寄ったのだが、ばら売りはしていないと言われやむなく店
を後にしていた。
三重県では桑名の町中にも「桑名の安永餅」の店が有ったらしいが、
広い通りの反対側歩道を歩いて来たためか見落としていた。
四日市には、この他にも金城軒の「太白永餅」というのも有り、何れ
も「なが餅」と見た目がそっくりで、名前が違うが名物となっている。
どちらも中に小豆餡が入った細長く延ばした棒状の餅で、外側は軽く
炙り薄い焦げ色が香ばしく付けられている。
焼き餅の香ばしさと、北海道産小豆で作る甘さを控えた餡との絡みが
売りの生菓子だ。人口着色料、添加物は一切使用していないので、封を
開けたらその日のうちに食べて欲しいというのが老舗の言い分である。
天文19(1550)年と言うから戦国時代の事である。
日永のなが餅は、笹井屋初代彦兵衛創りだしたもので、長餅、笹餅など
と呼ばれていた。
今では地名に因み「日永のなが餅」が一般的な呼び名となっている。
ばら売りは無いと承知で、三滝橋の店舗に立ち寄り、敢て店員に尋ね
てみたが矢張りダメであった。
だからと言ってそのまま引き下がる事も出来ず、竹皮風の袋に7個入っ
た一番小さなものを一つ買い求めた。
お茶の接待を頂き、店内で食べさせてもらったが、甘さ控えめとは言え、
流石に一度に7本もは食べられない。
残りは今晩の宿で、食後のデザートとして頂いた。(続)
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実はここに至る前の国道1号線沿いにも店があり、「なが餅」を買い求
めようと立ち寄ったのだが、ばら売りはしていないと言われやむなく店
を後にしていた。
三重県では桑名の町中にも「桑名の安永餅」の店が有ったらしいが、
広い通りの反対側歩道を歩いて来たためか見落としていた。
四日市には、この他にも金城軒の「太白永餅」というのも有り、何れ
も「なが餅」と見た目がそっくりで、名前が違うが名物となっている。
どちらも中に小豆餡が入った細長く延ばした棒状の餅で、外側は軽く
炙り薄い焦げ色が香ばしく付けられている。
焼き餅の香ばしさと、北海道産小豆で作る甘さを控えた餡との絡みが
売りの生菓子だ。人口着色料、添加物は一切使用していないので、封を
開けたらその日のうちに食べて欲しいというのが老舗の言い分である。
天文19(1550)年と言うから戦国時代の事である。
日永のなが餅は、笹井屋初代彦兵衛創りだしたもので、長餅、笹餅など
と呼ばれていた。
今では地名に因み「日永のなが餅」が一般的な呼び名となっている。
ばら売りは無いと承知で、三滝橋の店舗に立ち寄り、敢て店員に尋ね
てみたが矢張りダメであった。
だからと言ってそのまま引き下がる事も出来ず、竹皮風の袋に7個入っ
た一番小さなものを一つ買い求めた。
お茶の接待を頂き、店内で食べさせてもらったが、甘さ控えめとは言え、
流石に一度に7本もは食べられない。
残りは今晩の宿で、食後のデザートとして頂いた。(続)
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