簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

あちてらす倉敷(水島臨海鉄道に乗る)

2022-09-23 | Weblog
 水島臨海鉄道の旅客取扱いの終着駅である「三菱自工前」駅まで行っ
たものの、昼間この時間帯には倉敷に折り返す便は設定されていない。
駅周辺はまるで生活臭が感じられない工業地帯で、朝夕の通勤客以外で
は、物好きな鉄道ファンだけらしい。

 とはいえ、工場への出張者ぐらいは有るのでは、と思ってみたりもす
るが、電車の運行を満たすほどの需要は無いようだ。
有っても多くは水島からタクシーを利用するのであろう。





 線路沿いの道をゆっくりと、水島港にも寄り道をしながら、1.2㎞の道
を1時間程かけて戻り、水島駅から電車に乗り倉敷市駅に帰ってきた。 

 折角なので駅の南口から、歩いて5分程の所にある、令和3(2021)
年10月10日にオープンした「あちてらす倉敷」に立ち寄って見る。
一帯の再開発により誕生した、複合商業施設で、南館と北館の二つの
建物で構成されている。





 官民連携で「居心地が良く歩きたくなるまちなか」をコンセプトに、
周辺には芝生広場、ウッドデッキ、ベンチ等のあるオープンスペースも
設けられた。

 館内には市民の交流スポットも設けられ、地域住民のみならず、観光
客を含め、美観地区と駅を挟んだ北側の倉敷みらい公園等、周辺エリア
の回遊が生れ、賑わい創出への大きな期待が掛けられている。

 元有ったあった市営駐車場も、スペースを80台分ほど広げ開業した。
観光シーズンには、慢性的な駐車場不足を来たす美観地区周辺にあって
期待も大きい。





 倉敷市では路線バス・鉄道利用促進事業としてとして、市内を運行す
る路線バスとこの臨港鉄道の無料デーを設けている。
今月24日(土)を皮切りに、10月は9日と16日の日曜日、11月は5日の
土曜日の4日が予定されている。
この機会に、旅客の運行も扱う臨港鉄道に乗ってみるのも良いのでは。
(水島臨海鉄道に乗る・完)




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