簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

途中下車の楽しみ(JR乗り潰しの旅)

2011-09-05 | Weblog
 普通電車の乗り継ぎは、多少都合が悪い方が良いのかも知れない。
余りにも連絡が良すぎると、僅かな時間を利用して、駅に近い名所旧跡を訪ね歩くことも出来ず、
本当に電車を乗り継ぐだけの旅に成ってしまい、これでは余りにも味気ない。



 金谷は、大井川を控えた東海道24番目の宿場町であり、町中には本陣跡や一里塚などの遺構が
今に残されている。駅の裏手に回ると、牧ノ原台地に向けての急な登り道があり、その先に町民に
よる一人一石運動により再現された江戸時代の石畳道が整備されている。
 人の頭ほどの川石を引きつめた急坂は、決して歩きやすくは無い。
430m程の山道では有るが、一歩一歩登りつめてみると、昔の旅姿を、その苦労を偲ぶことが出来る。

 金谷から東に向かうと、暫くして大きな鉄橋を渡る。
『箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川』である。
 川越しの人足が集まった「番宿」など、江戸時代の川越を偲ぶ町並みが復元されている。



 安倍川には、甘党には堪らない名物「安倍川もち」がある。
浜松の「うなぎパイ」と同様、この辺りのお土産の定番で、殆どと言って良いほどこれを買って帰る。
 焼津、沼津、清水など魚がおいしい街も多い。





 静岡では、登呂遺跡を訪ねて見た。駅前からは、バスで20分ほどの距離である。
公園として整備された広い園内に、弥生時代の住居などが復元整備されている。

 このように、鉄道を乗り潰す旅の傍ら、思い付いてどこかの駅に降りて見る。
列車の接続の間を上手く利用し、途中下車の旅を楽しんでいる。(続)

(パソコンのトラブルで、多くを失ってしまい、現地のスナップ写真が有りません。)



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