簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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少し昔のJR四国のこと

2022-09-28 | Weblog


 今回も、トイレの話で恐縮です。
コロナ禍も有り、ここ数年JR四国の鉄道は利用する機会も無く、今では改善も進んでいるらしく迂闊なことは言えないが、以前は本州から乗り入れる特急等の優等列車を除くと、普通列車の車輌には殆どトイレは付いていなかった。
少し前の話で、18キップで管内の路線を乗り潰していた頃のことだ。



 全国的にトイレ付きの車両が増え、トイレの改善が進められる中で、ここだけが取り残されているようだが、その理由は簡単で経費がかかるからである。
又とりわけ地方では、学生の喫煙場所となることを嫌った措置でもあったようだ。



 確か土讃線の小歩危駅や、予土線の江川崎駅での列車行き違い、時間調整で長時間停車した時のことだったと思う。
乗った車輌にはトイレ設備が無く、こんな時「列車にはトイレの設備が有りません。○分停車しますので駅のトイレをご利用下さい」と車内アナウンスが流れていた。
アナウンスに促された乗客と、ぞろぞろと連れ立ってトイレに行った記憶がある。



 以前見たJR四国の「お客様の声」サイトには、「高知から多度津や窪川まで行く普通列車にはトイレのある車両を・・・」と言うお客の声が有り、「整備を進め、延べ24本増加させました」との回答が掲載されていた。



 鉄道旅で、列車の長時間停車の折に、わざわざ駅のトイレを使うことは度々ある。
気分転換にもなるし、ついでにその土地の情報が仕入れられ、時には土地の銘菓や駅弁が思わず手に入るかも知れない。こんな風に考えれば鈍行列車が駅で長時間停車するのもそんなに悪くはない。(写真:備前市吉永町「八塔寺ふるさと村」 本文とは無関係)



来月から「東海道歩き旅・尾張の国・後編」の連載が始まります。



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