簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

復旧・復興の願いを込めて (JR乗り潰しの旅)

2012-01-02 | Weblog
 昨年、一昨年と集中的に関東周辺と太平洋岸沿いの路線を乗り潰す旅に出た。
一昨年は、水戸から太平洋沿岸を、青森の八戸まで北上、この間の路線を乗り潰した。
そして昨年は、関東の近郊路線、千葉の房総半島周辺を乗り潰して来た。



 このようにまず東日本から乗り潰そうとした自身の旅行では順調に進捗し、確実に消化が進んでいた。
ところが、昨年の関東周辺の乗り潰しを終え、紀行文をまとめ、ブログにアップしょうとしていた矢先の
三月、思いもかけない、とんでもない厄災が起きてしまった。



 昨年は震災が起き日本中が “絆”の合言葉のもと一つに成り、東日本の復旧・復興に向けて一丸と
なった取り組みが展開されてきた。
 しかし年が明けても今尚、その傷跡はいたるところに残されたままで、未だに過酷な制約を強いられ
ているところも決して少なくは無い。



 JR東日本管内の路線では、石巻線、山田線、気仙沼線等、多くの太平洋沿岸を走る路線が未だに
復旧出来ていない。
 三陸鉄道でも壊滅的な被害を受け、復旧の目途が立たない路線も有る。
水戸の偕楽園でも、園の一部が未だに立ち入り制限されているようだ。



 何かをしたいと思いながらも、何のアクションも取れない自身を歯がゆく思うこともあるが、よくよく
考えて見れば、観光を通じて被災地にエールを送ることも支援の一つの形ではないか、とも考える。
 元気だったあの頃あの時を思い起こし、復旧・復興の礎とならんことを切に願い、そして近いうちに
当地を再訪したいとの思いも胸に、当時は発表の憚られた紀行文を、敢えてブログにアップすることに
した。(続)




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