簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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JR・名鉄の共用駅 (JR乗り潰しの旅・飯田線)

2021-01-13 | Weblog


 豊橋駅は、新幹線駅を含めほぼ平面構造の地上駅である。
その構内の西側には、2面3線の新幹線の駅が有る。
11~13番線を使用しているが、そのホームは東側からも良く見通せる。
東海道新幹線の駅は殆どが高架駅で、地上駅はここと米原と品川駅だけ
で有る。



 在来線は5面8線で、その中央部分の4~8番線が東海道本線、東寄
りの1・2番線(行き止まり線)と、まれに4番線からは飯田線の列車が
発着する。

 その飯田線の2番線は島式ホームになっていて、向かい側の3番線側を
名古屋鉄道(名鉄)が使っている。ここではJRと名鉄が線路とホームを
共有していて、名鉄は1時間に6本以内の運行が課せられていると言う。



 JR飯田線は豊橋駅と豊川駅の間が複線区間で、そこから先辰野までは
全線が単線だ。豊橋駅を出ると暫くは名鉄との供用区間を走るが、その運
行管理はJRが受け持っている。

 基本的にはこの間の飯田線の列車が優先され、名鉄は運行本数も、列車
の速度も制限される。
又、名鉄の豊橋駅では、駅到着時にはお馴染みのミュージックホーンも使
用が制限されていて、ここでは聞くことが出来ない。



 豊橋を出た列車は暫く豊橋市街地を走りやがて豊川を、続いて豊川放水
路を橋梁で超える。豊橋駅を出て4キロほどのところで、平井信号所と呼
ばれ、ここまでが名鉄の名古屋本線との供用区間で、同じ線路上をJRと
名鉄が仲良く走っている。



 因みにこの豊川に架かる旧東海道筋の橋を「豊橋」と言い、地名の由来
となった。
又、「豊川、矢作川、おほや川とて三つの川あれば三河の国といふなん」と
古書に有るように、豊川は旧国名である三河の国の三大河川の一つである。(続)



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