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姑が世話をしている月下美人が咲いた。
玄関がいいにおいだと思ったら、開花したのだ。
普通の月下美人より少し小さい品種とのこと。
月下美人は夜に開花し、一晩で終わってしまうという。
名前もそれらしく素敵だ。
なんだか自分の若かりし頃を思い出す。
婆さんは花の世話が好きで、どんな花も慈しみ素晴らしい。
爺さんの世話より好きなことは筆致で、花の水遣りはしても、
爺さんにお茶を要求されない限りは入れない。
要求されても、花に対する優しさはなく、仕方なくという感じが分かる。
嫁は姑に似るという、「最近、おとうさんに対する言葉に棘があるよ」
と、娘に指摘された。
「おとうさんも昔は利発で優しかったけど、今はTVの前でぼやっーと・・」
「それが、棘があるって・・」
そっか、月下美人も歳をとると、薔薇になるのね。
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