友達と大茶盛り体験へ行った。5人以上にならないと開催されないので、平日に5人誘うのはなかなかだったが、なんとか友達のおかげで平日にも関わらず集まることができた。
大聖寺の山ノ下寺院群と称されるところを散策し、熊坂川の桜を愛でながら、ボランティアの人の説明を聞く。長い間、この町の学校や会社に勤めていながら、知らないことの多さに新鮮な気持ちになる。
みんなと歩きながら、まるで、どこか違う街を旅行しているような気分だった。
連光寺での大茶盛体験。準備ができるまで庭を眺めていると、鯉が跳ねているような噴水に思わず笑ってしまう。
他の参加者を含めて、8人になったため、茶碗には4人分の茶が盛られて、回し飲みする。桜の花びらの形をした主菓子を食べたあと、頭が全部入ってしまうような茶碗が回ってくる。持ち上げるのはなかなか細腕には大変だ。
何もかも大きなつくりで、カメラを向けると、わざわざ普通の茶碗を持ってきてくださって、比べて撮ることができた。茶会とはいえ、かしこまった席ではなく、終始笑いが絶えない楽しい一席だった。