まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

晴耕雨毒(晴耕雨読)

2013-04-12 | 暮らし

花冷えというのか、とにかく寒い日が続く。

実家の母の誕生日(82才)にケーキとコーヒー豆を持って行く。父と母は同じ4月生まれだ。父は「米寿になる」と、やたら主張する。87歳になるが数え年で米寿だそうだ。あまり「べいじゅべいじゅ」と、うるさいので、米寿の祝いをしてほしいのかと問う。

1月に「厨八十八」へ招待したが、もう一度米寿にかけて「八十八(やそはち)もいいね。」と、言うと「いや、安い八でいいわ」と、相変わらずである。

おまけに、雨が続く今日この頃。膝の痛みがひどいようで、歩くのが難儀だという。本の好きな父は、この頃本ばかり読んで動かないので余計に歩きにくいという。

「晴耕雨毒や。」「読は読書の読と違う。身体に毒の毒や」と、言って足の痛みに耐えていた。