口紅をつけなくなって久しい。
マスクのままで集合しなくてはならないが、それでもみんなと会えて嬉しい。
今日の講習会は、理学療法士の先生で、高校の弓道部の指導もしている方が講師だった。
日頃から三重十文字、五重十文字を知っているが、それを筋肉の働きを説明しながらどうしてそうなのかということは説得力がある。
わたしの苦手な勢いのない弓返り、若干戻る離れの理屈が分かった。
考えたみたら当たり前かもしれないが、固執していることがある。
例えば、手の内が悪いから回らないのだ。
というところを考えると、手先にこだわってしまう。
会が出来ていれば、離れは現象ですよ。!!だよね。
手先の前に下から積み上げていくのは当然で、足踏みからもう一度。
講習の中でビデオでのイチロー選手の言葉が印象に残った。
「手は最後・・下から骨盤から、股関節から・・・」
「虎とかライオンとかウェイトトレーニングしないじゃないすか」
どうして、清原が筋肉もりもりのトレーニングをしてダメだったのか。
最低限の筋力で、ロスなく動くことの大切さ。
あれやこれやと目からうろこだった。
その後、グループに分かれて研修をし、初めて話をする人に出会えたりするのも良いことだった。