なんて南国チックなネーミングなんだろう。
トロピカルフルーツの代表のようなものだ。
ちょっとピンとこないけれど、
またの名を「クダモノトケイソウ」と言う。
パッションフルーツと聞くと「情熱の果物」と思ってしまうが、
実は「受難の果実」というのが正解である。
「passion」という単語には「情熱」の他に
「受難」と言う意味もある。
名前の由来は、16世紀に南米に渡った宣教師がトケイソウの花を見て、
聖フランチェスコが夢に見た「十字架上の花」だと信じ、
「受難の花( Passiflora )」と呼んだことだそうだ。
トケイソウの花をどう「受難の花」に見立てかと言うと、
葉は穂先とユダがキリストを売った代金の30枚の銀貨、
5本のオシベはキリストが受けた5つの傷、巻きひげはムチ、
脂肪柱は十字架、3本の柱頭は釘、副冠は茨の冠、
5枚の花弁と萼(がく)は合わせて10人の使徒を、
それぞれ象徴するように見えたのだそうだ。
キリスト教圏外である日本では、
花の形が時計に似ているので「トケイソウ」と呼ばれ、
その中で果実なるものが「クダモノトケイソウ」になったのである。
宣伝文句としては「情熱の果実」の方がイメージが合うらしく、
そう使われている。
ブラジル原産の熱帯果樹で、つる性の多年生植物。
オーストラリア、ハワイ、マレーシア、スリランカ、
台湾などの亜熱帯地方で広く栽培されている。
日本では沖縄、奄美大島、小笠原諸島などで栽培されている。
写真のパッションフルーツは、
小笠原の父島に嫁いだ友人からお土産にもらった物。
色が黒ずんできて、果実の皮がブヨブヨになって、
指で押すと跡が出来るくらいになった時が食べごろ。
酸味が抜けて甘みが強くなるそうだ。
切ると黄色い果肉に包まれた黒色の種がたくさん入っている。
スプーンですくって、そのまま食べる。
種ごとガリガリと噛み砕いて食べるのもよし、
スイカやザクロのように種をププッと出してもよし。
味は、甘ずっぱい。
情熱的な味なのか、受難の味なのかは、あなた次第。
ところで、浅田飴「パッションフルーツ」は、まだあるのだろうか?
トロピカルフルーツの代表のようなものだ。
ちょっとピンとこないけれど、
またの名を「クダモノトケイソウ」と言う。
パッションフルーツと聞くと「情熱の果物」と思ってしまうが、
実は「受難の果実」というのが正解である。
「passion」という単語には「情熱」の他に
「受難」と言う意味もある。
名前の由来は、16世紀に南米に渡った宣教師がトケイソウの花を見て、
聖フランチェスコが夢に見た「十字架上の花」だと信じ、
「受難の花( Passiflora )」と呼んだことだそうだ。
トケイソウの花をどう「受難の花」に見立てかと言うと、
葉は穂先とユダがキリストを売った代金の30枚の銀貨、
5本のオシベはキリストが受けた5つの傷、巻きひげはムチ、
脂肪柱は十字架、3本の柱頭は釘、副冠は茨の冠、
5枚の花弁と萼(がく)は合わせて10人の使徒を、
それぞれ象徴するように見えたのだそうだ。
キリスト教圏外である日本では、
花の形が時計に似ているので「トケイソウ」と呼ばれ、
その中で果実なるものが「クダモノトケイソウ」になったのである。
宣伝文句としては「情熱の果実」の方がイメージが合うらしく、
そう使われている。
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ブラジル原産の熱帯果樹で、つる性の多年生植物。
オーストラリア、ハワイ、マレーシア、スリランカ、
台湾などの亜熱帯地方で広く栽培されている。
日本では沖縄、奄美大島、小笠原諸島などで栽培されている。
写真のパッションフルーツは、
小笠原の父島に嫁いだ友人からお土産にもらった物。
色が黒ずんできて、果実の皮がブヨブヨになって、
指で押すと跡が出来るくらいになった時が食べごろ。
酸味が抜けて甘みが強くなるそうだ。
切ると黄色い果肉に包まれた黒色の種がたくさん入っている。
スプーンですくって、そのまま食べる。
種ごとガリガリと噛み砕いて食べるのもよし、
スイカやザクロのように種をププッと出してもよし。
味は、甘ずっぱい。
情熱的な味なのか、受難の味なのかは、あなた次第。
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