チャンピオン イーグル京和(角海老宝石ジム)
17戦16勝(6KO)1敗

同級4位 ロレンソ・トレホ(メキシコ)
41戦27勝(14KO)14敗

さて後楽園ホールでは、
ベルト片手にファンサービスをするイーグル選手を、
何度も見かけているのだが
生で試合を観るのは初めてだった。
相手のトレホ選手は、イーグル選手が前回のタイトルマッチで、
判定で退けたロデル・マヨール選手に4回TKOで敗れている。
順当に行けばイーグル選手の勝ちであろう。
写真左側:白いトランクスがイーグル選手、
右側の赤いトランクスがトレホ選手。

1ラウンド:イーグル選手は手数が多く、左ジャブ、フック、
右ストレートとトレホ選手を圧倒。
(イーグル:10-9:トレホ)
2ラウンド:イーグル選手は離れて右ストレート、
接近して右フックをヒットさせる。一方、トレホ選手は、
手数は増えてきたがヒットは少ない。
(イーグル:10-9:トレホ)
3ラウンド:イーグル選手のワンツーが顔面にヒットし、
トレホ選手はしりもちをつくダウン。
(イーグル:10-8:トレホ)
4ラウンド:前のラウンドの勢いでイーグル選手が
つめていくかと思われたが、トレホ選手が左ジャブから立て直した。
イーグル選手がオカシイ、どうした?
試合後に、これは右拳を負傷した為と判明。
(イーグル:9-10:トレホ)
ここまでの私の採点は、39-36でイーグル選手。
公式採点でも三者共に39-36でイーグル選手。
5ラウンド:イーグル選手は手数が減り、
逆にトレホ選手の左ボディ、右フックを浴びる。
(イーグル:9-10:トレホ)
6ラウンド:トレホ選手の大きい右フックでイーグル選手がダウン。
一度立ち上がるが再び膝をつく。
かろうじて立ち上がったが、かなり効いている。
朦朧としている所へ再度大きい右フックを浴びて、
2度目のダウンを喫する。まだラウンドの中盤で、
時間は残っていたがイーグル選手は何とか持ちこたえた。
(イーグル:7-10:トレホ)
7ラウンド:イーグル選手はダメージが残っているようで、
明らかにスピードがない。トレホ選手がつめるが、
イーグル選手の頑張りもあって決定打には結びつかない。
(イーグル:9-10:トレホ)
8ラウンド:イーグル選手は手が出ない。
トレホ選手はストレート系のパンチが増えた。
(イーグル:9-10:トレホ)
ここまでの私の採点は、73-76でトレホ選手が逆転。
公式採点は3者共に74-75だが、1人がトレホ選手、
2人はイーグル選手を支持。
この発表に場内も「えーっ
」と歓声が上がった。
9ラウンド:イーグル選手が左ジャブから右ストレートを放ち、
持ち直した。大振りなトレホ選手のパンチは空を切る。
(イーグル:10-9:トレホ)
10ラウンド:イーグル選手の左フックが当り、
トレホ選手はガックッと膝が落ちるがこらえる。
(イーグル:10-9:トレホ)
11ラウンド:トレホ選手の大振りなパンチの内側から、
イーグル選手は必死に連打し追い詰める。
(イーグル:10-9:トレホ)
12ラウンド:トレホ選手が左右のフックを大きく振り回し
前に出るがイーグル選手は上手くかわしながらパンチを当てる。
(イーグル:10-9:トレホ)
私の採点は、113-112で、イーグル選手。
公式採点は114-113、113-112、113-112の
3-0の判定でイーグル選手が度目の防衛を果した。

試合後、イーグル選手が右の拳を負傷していた事を知ったが、
それを全く感じさせないほど入魂のパンチを繰り出していた。
イーグル選手の精神力とボクシングに懸ける気持は凄いと思った。
これからも応援したい。

余談ですが・・・大沢樹生さんの国歌独唱は・・・

う・・・・ん・・・・失敗かな。
イーグル選手は「君が代」を(たぶん)熟知していないと思うので、
気づかなかったかもしれないが、
日本人選手だったら調子狂ったと思う。
まぁ・・アカペラだから、
音程やテンポをキープするのは難しいと思うけれど・・・。
(当然TVでは、オンエアされなかった。)
17戦16勝(6KO)1敗

同級4位 ロレンソ・トレホ(メキシコ)
41戦27勝(14KO)14敗



さて後楽園ホールでは、
ベルト片手にファンサービスをするイーグル選手を、
何度も見かけているのだが
生で試合を観るのは初めてだった。
相手のトレホ選手は、イーグル選手が前回のタイトルマッチで、
判定で退けたロデル・マヨール選手に4回TKOで敗れている。
順当に行けばイーグル選手の勝ちであろう。
写真左側:白いトランクスがイーグル選手、
右側の赤いトランクスがトレホ選手。

1ラウンド:イーグル選手は手数が多く、左ジャブ、フック、
右ストレートとトレホ選手を圧倒。
(イーグル:10-9:トレホ)
2ラウンド:イーグル選手は離れて右ストレート、
接近して右フックをヒットさせる。一方、トレホ選手は、
手数は増えてきたがヒットは少ない。
(イーグル:10-9:トレホ)
3ラウンド:イーグル選手のワンツーが顔面にヒットし、
トレホ選手はしりもちをつくダウン。
(イーグル:10-8:トレホ)
4ラウンド:前のラウンドの勢いでイーグル選手が
つめていくかと思われたが、トレホ選手が左ジャブから立て直した。
イーグル選手がオカシイ、どうした?
試合後に、これは右拳を負傷した為と判明。
(イーグル:9-10:トレホ)

公式採点でも三者共に39-36でイーグル選手。
5ラウンド:イーグル選手は手数が減り、
逆にトレホ選手の左ボディ、右フックを浴びる。
(イーグル:9-10:トレホ)
6ラウンド:トレホ選手の大きい右フックでイーグル選手がダウン。
一度立ち上がるが再び膝をつく。
かろうじて立ち上がったが、かなり効いている。
朦朧としている所へ再度大きい右フックを浴びて、
2度目のダウンを喫する。まだラウンドの中盤で、
時間は残っていたがイーグル選手は何とか持ちこたえた。
(イーグル:7-10:トレホ)
7ラウンド:イーグル選手はダメージが残っているようで、
明らかにスピードがない。トレホ選手がつめるが、
イーグル選手の頑張りもあって決定打には結びつかない。
(イーグル:9-10:トレホ)
8ラウンド:イーグル選手は手が出ない。
トレホ選手はストレート系のパンチが増えた。
(イーグル:9-10:トレホ)

公式採点は3者共に74-75だが、1人がトレホ選手、
2人はイーグル選手を支持。
この発表に場内も「えーっ

9ラウンド:イーグル選手が左ジャブから右ストレートを放ち、
持ち直した。大振りなトレホ選手のパンチは空を切る。
(イーグル:10-9:トレホ)
10ラウンド:イーグル選手の左フックが当り、
トレホ選手はガックッと膝が落ちるがこらえる。
(イーグル:10-9:トレホ)
11ラウンド:トレホ選手の大振りなパンチの内側から、
イーグル選手は必死に連打し追い詰める。
(イーグル:10-9:トレホ)
12ラウンド:トレホ選手が左右のフックを大きく振り回し
前に出るがイーグル選手は上手くかわしながらパンチを当てる。
(イーグル:10-9:トレホ)

公式採点は114-113、113-112、113-112の
3-0の判定でイーグル選手が度目の防衛を果した。

試合後、イーグル選手が右の拳を負傷していた事を知ったが、
それを全く感じさせないほど入魂のパンチを繰り出していた。
イーグル選手の精神力とボクシングに懸ける気持は凄いと思った。
これからも応援したい。

余談ですが・・・大沢樹生さんの国歌独唱は・・・


う・・・・ん・・・・失敗かな。
イーグル選手は「君が代」を(たぶん)熟知していないと思うので、
気づかなかったかもしれないが、
日本人選手だったら調子狂ったと思う。
まぁ・・アカペラだから、
音程やテンポをキープするのは難しいと思うけれど・・・。
(当然TVでは、オンエアされなかった。)
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