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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

11/13 アンダーカード

2006年11月15日 23時45分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBCの世界戦2試合の前座カードは、
帝拳ジムの期待の3選手が登場した。

◆1試合目◆

フライ級              韓国同級7位
  五十嵐 俊幸         明在成(韓国)
   1戦1勝(1KO)            6戦4勝2敗

アテネオリンピック代表で、                        
デビュー戦をKO勝ちした五十嵐選手の2戦目は、
韓国のランカーを迎えた。
結果は6ラウンド19秒KO勝ち。

私がガルシア選手と遭遇しながら武道館へ到着した時には、
残念ながら、すでに勝利者インタビューを受けていた。
観れなくって残念。 

◆2試合目◆

WBC世界Sバンタム級14位     フィリピン同級5位      
   下田 昭文        ソニー・ゴンザレス(フィリピン)
  14戦13勝(8KO)1敗         8戦3勝(1KO)4敗1分

戦績から想像するには、世界ランカーの下田選手が
格下のフィリピンランカーを早い回にKOするだろうと・・・。

しかし・・・リング上の下田選手からは、
いまひとつアグレッシブさが感じられなかった・・・。
どこか故障しているのだろうか?とさえ思った。

全く盛り上がらないまま、
それでも下田選手が優勢のまま、試合は終わった。

3-0の判定で勝った下田選手は、
勝利者インタビューでこう言った。
「強い相手じゃないと、やる気にならない。」と・・・。

K兄弟ばりのビッグマウスなのかもしれないが、
ハッキリ言って私は、好きではない。

相手に対しても、観客に対しても、
マッチメイクしてくれた人たちに対しても、
この後で世界戦を戦う人たちに対しても失礼でしょ。
格下相手でも体調が悪くても、
その時の全力を尽くして戦うのがプロだろうと思う。

少なくともこの試合を見て、下田選手が強いとか、
さすがは世界ランカーだとか、カッコイイとか、
これから応援しようと言う気持には、ならなかった。

前座とは言え注目を浴び、ファンを得るチャンスだと言うのに、
何をやってるんだか・・この若造は。 
 こんなつまらない試合を見せられたのではたまらない。
が、まぁいい・・・君を観に行ったわけじゃないから・・・。

      見損なったなぁ・・・・。ガッカリだなぁ。

◆3試合目◆

WBC世界フェザー級15位
東洋太平洋フェザー級6位    WBC世界Sバンタム級34位
  粟生 隆寛         ガブリエル・ペレス(メキシコ)
 12戦12勝(7KO)            12戦9勝(4KO)3敗

史上初の高校6冠からプロ入りした無敗のホープ粟生選手。
その実力を観せて欲しい。

写真左側:茶色のセクシートランクスが粟生選手。
右側の迷彩柄のトランクスがペレス選手。

1ラウンド終盤、粟生選手がタイミングのいい
左フックのカウンターでダウンを奪う。

2ラウンド以降、大きく振り回しながら突進してくるペレス選手に
苦戦しながらも左ストレート、左右のフックで
試合を優勢に進める粟生選手。

5ラウンド終盤、粟生選手は連打でペレス選手をダウン寸前に追い詰める。
そして6ラウンド、左カウンターでペレス選手が大きくグラつき、
レフェリーが試合をストップした。1分27秒だった。
 いいっ  素晴らしい 
さすがだ・・・。魅せ場をきちんと作って、
期待通りに勝ってみせる・・。
やはりプロは、こうでなくっちゃいけない。

来年、日本タイトルマッチが決まっているので、
是非とも観に行きたい正統派のボクサーである。

         いい試合だったなぁ。スカッとしたなぁ。 
                     
コメント
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