カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

スピード・キング

2007年12月16日 21時29分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBCスーパーバンタム級3位
WBAスーパーバンタム級6位  元OPBFスーパーバンタム級チャンピオン
西岡 利晃(帝拳)        ペドリート・ローレンテ(フィリピン)
 29勝(17KO)4敗3分          18勝(8KO)11敗1分

                 

西岡選手はウィラポン選手と4度の世界戦を経験し2分2敗。
来年は5度目の世界戦で頂点を目指す。

対するローレンテ選手とは2005年に一度対戦しており、
その時は判定勝ちを収めている。

写真右側:白色のトランクスが西岡選手
写真左側:赤色のトランクスがローレンテ選手

          

1ラウンド:西岡選手は左ストレートをボディに当て、
右フックもボディへ。ローレンテ選手は、
左ジャブから細かいパンチを出す。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

2ラウンド:やはり西岡選手はボディ狙い。左ストレート、
右フックを集める。ローレンテ選手は手数が少ない。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

3ラウンド:西岡選手は徹底的にボディを攻める。
ローレンテ選手は左ジャブから右ストレートを放つが浅い。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

4ラウンド:ローレンテ選手が手数を出し始め前進する。
西岡選手は左ストレートをボディへ放つが単発。
一発一発は弱いがヒット数でローレンテ選手。
  (西岡選手:9-10:ローレンテ選手)

5ラウンド:西岡選手は下から上へ上手く攻撃する。
ローレンテ選手も返すが軽い。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

6ラウンド:西岡選手が左ストレートからチャンスを掴み。
ロープにつめて連打するが倒しきれず。
ローレンテ選手は単発。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

7ラウンド:西岡選手は左ストレートをボディに当てる。
ローレンテ選手は反撃するが形勢を逆転できず。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

8ラウンド:西岡選手が連打でロープにつめるが、
ローレンテ選手軽くパンチを当てて逃げる。
  (西岡選手:10-9:ローレンテ選手)

9ラウンド:西岡選手がコーナーにつめて連打。
左フックでダウンを奪う。48秒KO勝ち。

        

西岡選手は全盛時のスピードは感じられなかったが、
攻撃は無駄がなく的確だった。
パンチへの反応も良かったし、上体の振り方も上手く、
ローレンテ選手のパンチをまともに受ける事はなかった。

スピード・キングと呼ばれた西岡選手も31歳。
今後はモデルチェンジした西岡選手に期待したい。

ローレンテ選手は衰える年でもないと思うが、
迫力もアグレッシブさもなかった。
コメント
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