カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドのモスク】 ~ サルケージ・ローザ・マスジッド ~(アーメダバード)

2014年02月09日 21時22分59秒 | 西インド / WEST INDIA
アーメダバードの南西8Kmほどの場所にある。
アーメダバードからオートリクシャーで行ったが思いのほか遠かった。
道を聞きながら行き、メーターで150Rs。

スルタン・アーメド・シャー(1410~43)がアーメダバードを建設した時代、
サルケージは織物の町だった。
アーメド・シャーは、サルケージに住む自身の精神的指導者でスーフィーの
聖者シェイク・アフメド・カットゥと共に、この地に隠居した。

 

  スーフィーとは・・・・イスラム神秘主義と言われ、
  イスラム教の真理をその本質において認めるが、
  国家または社会が容認するイスラム教の権威を必ずしも認めず、
  直接的な体験によってみずから知ることを求める傾向が強い。

  同行の研究者によるとこの時代のスーフィは、
  イスラム教徒ヒンドゥー教の橋渡しもしていたらしいとの事。



シェイク・アフメド・カットゥは1445年に111歳で死去、
アーメド・シャーの後継者のクトゥブディン・アーメド・シャーの指示により、
霊廟建設が開始され1451に完成した。
その後、ムハマド・ベガダの手で増築され現在の形になった。

入場料は特になく、入口で尋ねると、適当な寄付で入場できるとの事。
見た感じコインと10Rs札が多かったので10Rs支払ったが、
文句は言われなかった。
デリーのジャママスジット界隈にいる強欲なムスリムとは大違いである。

 

当然禁煙で女性はモスクの中央部には入場できない。


            
特に右側中央にある上記のモスクには記載がないので注意が必要。
知らずに入った外国人女性が注意されていた。



ベガダ廟には息子ムザッファ2世と彼の王妃ラジャバーイーの墓がある。
中央の湖は建物を含めて74ヘクタールもの広大な複合体である。



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