カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの結婚式】 2014年 ビハール州 その②

2014年02月18日 21時51分59秒 | 東インド / EAST INDIA
花嫁の父親が出身地の村で結婚式を挙げる事を望んだため、
州都パトナーから車で3時間以上かけて彼の実家へ行き、
そこからさらに車で2時間・・・遠かった。
最終的には真っ暗闇の中のボコボコで細い農道を車のライトを頼りに進み、
ようやく会場に到着した。



その村は電気が通っておらず発電機を使用しているそうで、
確かに辺りは真っ暗だった。そして未だに女性は外出しない。
式場へ向かう道のりも式場も親戚以外は男性ばかりだった。



最近の流行らしいのだが回転する舞台の上で、
無事にレイの交換が終わり結婚成立。
下から花吹雪が舞う。



なんと掟破りの花火が、いちおう室内。


一番、驚いたのは・・・
同行してくれたオバちゃんがトイレに行こうと言うので、
ついて行ったら・・・・ そこはトイレではなかった

まぁトイレがないのには、それほど驚かなかった。
電気がない村なので、茂みや物陰で・・・とは思っていた。

しか~し 私の予想を超えていた。

 そこは、家の中ではあったのだが・・・
井戸があり恐らく風呂場兼洗い場だと思われる場所で、
オバちゃんはサリーをたくし上げしゃがみこんだ。
 (やっぱりパンツは履いてない模様。

 しかも周りに人(女性2人)いるし・・・・
何が悲しくてインド人女性3名に見られながら、
用を足さねばならないのだろう・・・。

と一瞬そう思ったが、ここで怯んでは大和撫子の名が廃る。
と言うより拒絶して、
  「やっぱり日本人はお高く止まってる。」とか、
  「自分たちとは距離がある。」と思わせてはならない。

 昨年末より天皇皇后両陛下や安倍首相が渡印して、
日印関係を深めようと懸命になっているのに、
私ごときが原因でしくじってはならん

「郷にいては郷に従え。」である。

ええ しましたとも・・・・・。
子供の頃ならいざ知らず・・・・と思ったけど。



私たちは5時間ほど滞在し2時間かけて家に戻ったのだが、
ご両人たちは一晩中儀式が続き、翌日の昼に彼の自宅に来た。
女性の既婚を示すシンドゥール(額の赤い粉)が、
ビハール州では長いのが特徴で鼻の頭から額を通って頭頂部まで引かれいる。

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