カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【カンボジアの世界遺産】 ~アンコール遺跡~

2016年05月13日 22時06分59秒 | カンボジア / CAMBODIA
アンコール・ワット―
密林に消えた文明を求めて (「知の再発見」双書)
ブリュノ ダジャンス
創元社


カンボジアの北西部・シェムリアップにあるユネスコの世界遺産。
通称アンコールワットと呼ばれているが、正確には「アンコール遺跡」であり、
アンコールワットは遺跡の一部である。

現在のカンボジア王国の淵源となったクメール王朝時代の首都の遺跡群で、
9世紀頃から建設が開始された。

この遺跡に特に関わりが大きいのはスーリヤヴァルマン2世(1113-1145年)で、
アンコール・ワットの建設を行い、その死後30年ほど後に王に就いたとされる
ジャヤーヴァルマン7世はアンコール・トムの大部分を築いたとされる

ジャヤーヴァルマン7世が崩御した後のアンコールは、
タイのアユタヤ朝の進入を受け、ポニャー・ヤット王はアンコールを放棄した。
17世紀にそのアユタヤ朝から奪還した事にちなんで、
シェムリアップ(シャム人敗戦の地)と名付けられた。

 広大なアンコール遺跡の主な遺跡は以下の通り。
    有名どころを赤字とした。

中 心 部:アンコール・トム、バイヨン、象のテラス、ライ王のテラス、
       ピミアナカス、プラサット・スゥル・プラット、クリアン、
       バプーオン、プリア・パリライ 、プリア・ピトゥ、
       アンコール・ワット、プノン・バケン、プラサット・バイ、
       バクセイ・チャムクロン

東  部 :プレ・ループ 、タ・ケウ、バンテアイ・サムレ、タ・プローム
       スラ・スラン、バンテアイ・クデイ 、タ・ネイ、東バライ、
    東メボン、プラサット・クラヴァン

北 東 部:クオル・コー 、ニャック・ポアン、タ・ソム
北東部郊外:バンテアイ・スレイ、プノン・クーレン、 クバール・スピアン、
       ベンメリア
北  部 :プリヤ・カーン
西  部 :西バライ、西メボン、アック・ヨム

南部 郊外:ワット・アトヴィア、プノン・クロム
南東部郊外:プリア・コー、 バコン、ロレイ、スピアン・プラプト

                                 

アンコール遺跡への旅は、もう10年以上も経ってしまったが、
2005年6月に旅先のペルーで亡くなった元同僚のSさんと、
一緒に行こうと言っていたのだった。

約束を果たせないまま11年も過ぎ去ってしまったのだが、
ようやく行く事ができた。
時折、心の中でSさんに話かけたが、
たぶんSさんは聞いてくれていたと思う。

 改めて・・・ご冥福をお祈りいたします。

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