カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

一ノ瀬泰造の墓。

2016年06月09日 21時51分59秒 | カンボジア / CAMBODIA
シェムリアップの北東14Kmのプラダク村にある。
地雷博物館から5Km程なので興味のある方は行かれたし。

地雷を踏んだらサヨウナラ
(講談社文庫)
一ノ瀬 泰造
講談社


 一ノ瀬泰造とは 

1947年佐賀県武雄市生まれ。
1972年からフリーの報道写真家としてバングラデシュ、ベトナム、
カンボジアにおいて世界的なスクープを目指す。

1973年11月、「もしうまく撮れたら持って帰ります。
もしうまく地雷を踏んだらサヨウナラ。」の言葉を残し、
当時クメールルージュ支配下にあった、アンコールワットに向い消息を断った。

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 以下、村人の証言によると・・・
1973年11月22日か23日、アンコールワット潜入後クメール・ルージュに捕まり、
シェムリアップの北東14Kmにあるプラダク村に連行された。
夜は足を鎖に繋がれたが、昼間は自由に村人の撮影をしていたらしい。
その後、 カメラを取り上げられた事に対して反抗的な態度をとった事で、
11月28日に処刑された。(享年26歳)

遺体の埋められた場所を村人の多くが覚えていた事から、
1982年、両親が訪ね堀りかえし遺骨を収集し、
泥にまみれた遺骨を近くの川で洗い荼毘に付した。
遺骨の一部はアンコールワットを仰ぐ木の下に、
残りはのちに日本に持ちかえられ、故郷、佐賀県武雄に眠っている。

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シェムリアップに戻る途中の道路から脇道へ入りしばらく行くと、
それ以上車は進めない所に行きあたる。



そこにはこの看板が立っている。
 「ようこそ」の文字が・・・・変だが気にしない。



そこから左手に水牛を見ながら(いない時もあると思うが。)
細道を進み左側に入って行くと看板がある。



 「THANK YOU」のスペルが間違っているが、
これも気にしない、気にしない。



この橋を渡って行くと左側に小屋がある。
(看板に書いてあるHISとの関係は不明。)



小屋の先には・・・・お墓がある。
たぶん遺骨の一部が埋められていると思われる。

 



戦場より愛をこめて!1972‐73
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