ラダック ザンスカール トラベルガイド インドの中の小さなチベット (地球の歩き方GEM STONE) | |
山本 高樹 | |
ダイヤモンド・ビッグ社 |
ジャンム・カシミール州はインドの最北部にあり、
西側はパキスタン、東と北側は中国と国境を接している。
つまり・・・インドと仲が良いわけではない両国と接しているため、
常に緊張した立場にある場所である。
行ってみて解ったのだが、とても軍事施設が多い。
そしてインドで唯一・・・イスラム教徒が多数派を占める州である。
夏の州都スリナガルのあるカシミール地区は
インド独立の際にパキスタンと分裂したため95%、
冬の首都ジャンムーがあるジャンムー地区は、
ヒンドゥー教徒の方が多いが、ラダック地区は半々である。
ラダックはチベット系の人が多い。
公用語はウルドゥー語でヒンディー語と英語もまぁ通じる。
中でもスリナガルは特に緊張状態にあり、
外務省の情報でも「渡航中止勧告」エリアに指定されているため、
今回はラダックのみの訪問となった。
ラダックの風息 空の果てで暮らした日々 [新装版] | |
山本高樹 | |
雷鳥社 |
これでインド29州のうち18州目を制覇。
残りはアーンドラ・プラデーシュ、ジャールカンド、
チャッティースガル、アッサム、シッキム、トリプラ、
アルナーチャル・プラデーシュ、ナガランド、マニプル、
ミゾラム、メーガーラヤ。
アーンドラ・プラデーシュはテランガナと分離前に訪問しているが、
訪問地がテランガナになったため。
ジャールカンド、チャッティースガルは観光地がないし、
左翼ゲリラのマオイスト(毛沢東主義)がいる場所なので、
場所を選んで行くしかない。
残りはノースイースト地域で、
外国人の入域にはパーミット(許可証)がいる州もあり、
独立派のゲリラや誘拐などあり治安のよい場所ではないので、
正直言って一人で行くのは怖い。
シッキムは大丈夫と聞いてはいるが・・・
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