カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~チャーリー~

2017年06月10日 21時59分59秒 | 映画 / MOVIE
2015年にマラヤーラム映画。
ケララ州はドライ州になっているが酒を飲むシーンがあった。
しかも結婚式(式本番ではないようだったが)のシーンでもあったのには驚いた。
2015年の年末に行った時にはコチでは飲めたのだが、
まだ飲めるのだろうか・・・。

 <ストーリー> 

カルナータカ州の州都ベンガルール(バンガロール)で、
グラフィック関係の仕事をしているテッサ(パールワティ)は、
兄の結婚式のためにケララ州の自宅に戻って来た。
しかし母親が自分の結婚も計画していたのを知り、
家出をしてヒッチハイクでコチ(コーチン)へ行く。

仕事にも飽きていたテッサはコチ住むことにした。
その家には前の住人チャーリー(ドゥルカル・サルマーン)の荷物が残っていた。

 この部屋、なかなか良いと思ったのは私だけか?
 悪く言えば奇妙なオブジェがガラクタみたいだが、
 なんか遊園地みたいで楽しいけどなぁ。

テッサは荷物を始末し始めるが、チャーリーの写真を見て興味を持つ。
荷物の中にマンガを発見し、その完成度もあって引き込まれる。



ストーリーは、チャーリーの家に忍び込んできた泥棒(ソウビン・シャヒール)と
一緒にある家の屋根瓦を外して侵入しようとしたのだが・・・
2人が部屋の中を覗いて驚いたっつ!
と言うところで物語が終わっていた。家の中を探すが続きはなかった。

テッサはチャーリーの荷物の中にあった似顔絵を元に知合いを訪ねる。
友人や父親、漁師、それぞれがチャーリーとのエピソードを語るが、
チャーリーは神出鬼没で精霊のようだった。

そしてついにあの時の泥棒を見つけて、
あの日、二人が泥棒に入ろうとした家で何があったのかを突き止める。

あの時、あの家の中では、ちょうど女性が、
首つり自殺をしようとしていたのだった。
チャーリーは泥棒が止めたにもかかわらず、
家に飛び込んで行き女性を助けたのだった。

テッサはその家に行き、助けた女性が暮らす山に向かう。
そこでは老人達が茶畑を運営していた。
また虐待などの家庭の事情でそこへ連れてこられた、
子供たちも一緒に生活していた。

そしてテッサはある祭りに行きチャーリーと対面する。
この最後のシーンで「なぜだっ」と言う事が二つ。

一つ目はテッサがチャーリーに名前を聞かれ別人だと言い張るところ。
もう一つはセルフィー写真を撮ったのだが、
それが今ではなく二人が最初に出会ったシーン
(テッサは気づいていない)だった事。
その写真が真実ならば・・・
既にそこでチャーリーがテッサに気づいていた事になる。

謎が多い映画ではあったが、
チャーリーのキャラクターの魅力に引き込まれてしまった。

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コメント
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