これもメーロウリ考古学公園の一帯にある。
リホン・キ・バオリの近くであるが・・・
公園の外側に出て民家を抜けた商店街の一角にある。
目立たないし、かなり解りづらい。
知っていれば逆側の商店街を通ってて行けるので簡単だが、
クトゥブ・ミナールからリホン・キ・バオリを通って来ると、
解りにくい上に遠く、かなり時間を要する。入場無料。
この通り看板も痛んでいるし・・・。
そして井戸は水があり今でも沐浴などに利用されているようだが、
やっぱり・・・汚いのである。
ただ乾季に行けばもう少し下まで見えるのかな。
幅10m、奥行き40mで5層構造らしいので、
かなり深いようだ。
デリーの井戸を回ってみたところデリースルタン朝(1206~1526年)の
第3期のトゥグラク朝(1320~1414年)から
第5期のローディ朝(1451~1526年)の井戸が多かったが、
この井戸は第1期の奴隷王朝(1206~90年)の
第3代皇帝イルトゥトゥミシュの時代(1211~36年))に造られた物。
近所にある1516年にローディ朝に造られたリホン・キ・バオリより300年ほど古い。
確かに装飾などを見ても古い感じがする。