カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリーの井戸「ハズラート・ニザムッディン・バオリ」。

2019年10月21日 22時11分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

ニザムッディンに井戸があるのは知っていたのだが、
このエリアは住居が古く、狭い道が入り組んでおりごちゃごちゃしているし、
しかもイスラム教徒の住居エリアなので、
カリムホテルでご飯を食べるほかはあまり行く事はなかった。

ニザムッディン・アウリヤは13~4世紀のイスラム教の聖者で、
この聖者廟はインドで最大規模らしい。この聖廟に参拝すると、
ご利益があると言われているおりインド中のイスラム教徒が訪れているし、
政治家が選挙の当選祈願に来たり、イスラム教徒でなくても参拝に来ている。
映画「バジュランギ・バイジャーン」で、
パキスタンの口のきけない少女が母親と一緒に参拝に来た場所である。

このニザムッディン廟にはカリムホテル側からしか行った事がなかったが、
今回、地図を見て井戸はニザムッディン廟の北側にあったので、
北側からアプローチしてみた。
 
当然、土地勘はないので、周囲の人に聞き込んだ所・・・・
「その門から入った所。」との事で振り向いてみれば門があった。
ニザムッディン廟へ入る門らしい。
向い側の店に靴を預ける(出る時に10Rs程度の心づけを渡す。)

 

門を入ったら・・・・正面に井戸が見えた。あっさり辿り着いた。
門には鍵がかかっていたけど、沐浴をしている人々は何処から入ったんだろう。

入口方向のイスラムの透かし彫りから奥側を写したところ。
井戸は奥に行くほど深くなっている。
井戸の左側はニザムッディン廟へ続く回廊への道となっている。
井戸の右側にも建物があり、周囲は墓や建物にピッタリと囲まれている。
このへんが他の井戸とは違っている。

 

井戸を取り巻く回廊を進むとイスラム模様の窓の向こうに井戸が見える。
奥側から入口を見た所。

 

トゥグラク朝の1321年に造られた井戸は37m×16m。
そのまま通路を進むとニザムッディン廟に出る。

なおトゥグラクはニザムッディンの呪いによって事故死したと言われている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする