デリーの南東にトゥグラカバードと言う遺跡がある。
名前の通りトゥグラク朝(1320年頃)初代の王であった、
ギャースディーン・トゥグルクによって建てられた、
デリーで3番目の都城であった。
かつては城塞都市で13の門があり周囲7Kmもあったそうだ。
現在でも半分に住民がいるので、彼らは城の裏側から出入り自由である。
入場料は外国人300Rs(約450円)インド人25Rs(約35円)の入場料が必要。
入口にガードマンがいてガイドをしながら勝手についてくるが、
建前は裏側から村人が入って来て危ないからガードすると言う事である。
まぁ場内は整備されておらず、雑草が生い茂っておりジャングル化しているので、
通路が解りにくい事もあるし案内してもらった方が無難である。
なお最後に暗にチップを請求されるので100Rs(約160円)程度渡した方が良い。
一人だったので50Rs渡したら少ないと言われたが押し通した。
入って城壁に沿って左(西)に進むと一番奥にこの井戸がある。
仮に西側の井戸とする。長方形の井戸が多いのであるが、
珍しく正方形であった。
突き出した二本の石に竹の棒を渡して桶を降ろして水をくみ上げたと言う。
2016年に行った時はこうだった、枯れていて水はない。
2019年に行ったら・・・・もう・・・草ぼうぼう。
本によると実はこの場内には2つの井戸があった。一つしか知らんかったわ。
なので確認のために3年ぶりに行ったと言うわけである。
おっちゃんに聞いたら元々場内には7つの井戸があったそうで、
今確認できるのは2つのみとの事。しかし1つは壊れているとの事。
案内図を見ると書いてあった・・・・。赤印が西側の井戸で、
黄色印が今回確認した正面の井戸。
入って正面のエリアにあるが、見えない。
おっちゃんに案内してもらい高台に登ると何となく確認できる程度。
指さしてもらったが・・・全くの藪だわ。
近くまで行ったけど柵で囲まれており、これ以上は近づけなかったので、
形や階層、装飾など詳細は不明であった。