デリーの東側にプラナー・キラーと言う城がある。
ヒンディー語の意味の通り古い城である。
入場料は外国人100Rs(約160円)、インド人20Rs(約35円)。
スール朝(1539~55年)のシェール・シャーと言う王様が築いた城で、
スール朝を倒したムガル帝国の第2皇帝のフマユーンが死ぬまで住んでいた城である。
彼が麻薬で酩酊して足を踏み外して転がり落ち、
頭を打って死んでしまった図書館がどこにあったのかは解らないけれど。
その城の真ん中ほどに井戸がある。
入口は閉まっているので中に入る事は出来ないけれど。
柵の間から写真を撮った。22mの深さに89段の階段がある、
デリーで最もシンプルな構造の井戸だそうだ。
真っすぐに階段を下りて行くとその先に丸い井戸があるらしい。
これまでに紹介した井戸の中で最も新しい時代に造られている。