アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第1話は「人は見かけ」。
タラとカラン
500億ルピーを超える資産家の御曹司の場合。
大手自転車会社のローシャン家の息子の結婚式。
息子アンガドは恋人のアーリヤと結婚する事にしたが、
両親は興信所を使って相手を調べ、
嫁にはふさわしくないと猛反対した。
アーリヤには妊娠中絶の過去があったためだが、
これは結婚まで純潔を守り通さなけれなならないと言う、
インドの考え方による。(特に女性は。)
未だに男尊女卑で男性上位の考え方があり、
花嫁アーリヤが処女でない事は大問題だ。
アンガドが僕も違うよ、と答えると父親は、
お前はいいんだ・・・・と言うあたりからもうかがえる。
特に上流階級の場合は家同志の格が重要で、
ビジネス上の取引や資金関係などで結婚を決める事が多い。
その上相手には1ミリの傷もない無垢である事を求める。
何かしらの問題がある事は良しとしないからだ。
こういう間違いがあるから恋愛結婚はダメで、
結婚相手は両親が決めると言うのが一般的である。
もちろん子供の父親はアンガドではなかったが、
アンガドだったと言う事にして乗り切った。
しかし今度はアーリヤが納得しない。
自分の人生を認めない義理の両親とは家族になれないと言う。
もっともであるが・・・・・。
アンガドは相続を放棄しても結婚したいと言い出す。
アーリヤも財産目当てではないが、
アンガドが無一文になるのは忍びない。
式の当日で招待客も来ているのに、
キャンセルはできない・・・・どう乗り切る?