カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

メイド・イン・ヘブン:第6話

2020年04月28日 21時55分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第6話は「 古いものと新しいもの」。

ペンシルベニア大学を卒業したのギーターンジャリは、
ロンドンで銀行に勤務し、医師のニキルと婚約中。
ギーターンジャリは養女だった。ビハール州で出生したが、
男の子を希望した両親が彼女を養護施設に入れた。
平たく言えば欲しくなかった女の子が生まれたので、
育児を放棄したのだった。

 インドでは男尊女卑である。
 子供は男の子が望まれる。男子は父親の葬儀に時に、
 火葬の薪に火をつけると言う大事な役割があるが、
 一番の理由は結婚の際の持参金である。
 昔はマハラジャでも娘が3人いると破産すると言われた。
 第4話でもあったように特にお見合い結婚の場合は、
 花嫁が持参金を持って嫁ぎ、式の費用も全て支払う。

 と言う理由で(禁止されているが)妊娠した場合、
 お腹の子供が女の子であると中絶してしまったり、
 女の子が生まれた場合、捨てたり、殺したりしてしまう。
 結果として(インド人が馬鹿だと思う理由の一つ)、
 男性100人に対し女性83人と言う人口割合となり、
 17人の男性は結婚できないのである。馬鹿だ。

相手側がホロスコープを見るために出生証明書を希望したが、
結婚するにはギーターンジャリの星周りが悪いと言う事で、
まず木と結婚し厄払いをする事になった。
(俳優のアミターブ・バッチャンもやったそうだが。)

ところが・・・・ニキルはインド占星術を否定し、
そんな昔に縛られた馬鹿げた事をする人とは、
結婚できないと言い出した。ただの儀式であるが・・・
そういう考えの人は子供に悪い影響を与えると言う。
考え過ぎだと思うのだが・・・・
こういう頭の固い人もいるのである。

ギーターンジャリはニキルに内緒で、
木との結婚の儀式を行った。

 主人公や取り巻きの動きが活発になってきた。
 それぞれの人生でいろいろな事件が勃発する。

ジャズは弟がヤクを買うため貴金属を持ち出してしまい、
仕事に復帰させてもらうしかないとタラを訪ねたが不在。
カビールが家まで送ったが車に携帯電話を忘れ、
カビールが家まで届けた。カビールはジャズの家庭の事情と、
家の周りがヤク中が多い危険な地域だと知った。

カランの家の大家の娘は隠しカメラを発見し、
父親に間違った事をしたと意見した。
恐らく・・・・大家も隠れゲイである。

留置場のカランは警官に言いがかりをつけられ拷問を受ける。
そして新聞に載ってしまった。
カランは保釈され自宅に帰るが、今まで事業に失敗しても、
借金をしても味方だった母親までも冷たくなっていた。
母はカランが学生の頃からゲイであった事を知っていたが、
父親には黙っていた。
自宅に押し掛けたメディアに父親が冷静に話す。
カランは私達の息子であり、世間や法律がどうあれ、
息子は間違っていません。と・・・・。立派だ。

コメント
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