WBO世界フライ級チャンピオン WBO世界フライ級2位
中谷 潤人(M.T) 山内 涼太(角海老宝石)
22勝(17KO) 8勝(7KO)1敗
経験と戦績から見てチャンピオン有利は動かないだろう。
我が家の近所の角海老ジムの壁のポスター。
写真右側:黄色いベルトラインのトランクスが中谷選手。
写真右側:ゴールドのベルトラインのトランクスが山内選手。
1ラウンド:ジャブの差し合い。サウスポー中谷選手のワンツー、
伸びのある左ストレートを上下に打ち分ける。右もアッパーを
交え多彩な攻撃。山内選手の腰が落ち、予想以上に力の差を感じる。
(中谷選手:10-9:山内選手)
2ラウンド:中谷選手のジャブで山内選手は中に入れない。
完全に中谷選手の距離で自由自在に動き上手さが目立つ。
(中谷選手:10-9:山内選手)
3ラウンド:中谷選手が距離を支配。距離を詰めたい山内選手が
前進するところに中谷選手の右アッパー。山内選手も左ボディから、
右ストレートを狙うが、中谷選手がマタドールの様に舞う。
(中谷選手:10-9:山内選手)
4ラウンド:山内選手が強引に距離を詰めるが、中谷選手は
良く見てパンチを当て続ける、一方的。
(中谷選手:10-9:山内選手)
5ラウンド:山内選手が距離を詰め中谷選手をロープに追い詰める、
しかし中谷選手が右アッパーから左右のフックを当てる。
(中谷選手:10-9:山内選手)
6ラウンド:山内選手が前進して左ボディから右ストレート。
余裕のある中谷選手は強烈な連打を返す。
(中谷選手:10-9:山内選手)
7ラウンド:山内選手は手が出ない。中谷選手が強弱をつけた
多彩なブローを当て続けるが山内選手は倒れない。
(中谷選手:10-9:山内選手)
8ラウンド:山内選手は手が出ない。中谷選手が一方的に連打し、
レフェリーが試合をストップした。
2分20秒、中谷選手のTKO勝利。
15歳の時にアメリカに渡り修業した中谷選手、
攻撃も多彩で長い距離だけでなく至近距離でも戦える。
全く危なげない試合運びで、いろいろな事を試す余裕もあった。
これからが楽しみな選手である。にほんブログ村