その人に会ったのは2019年1月、場所は・・・
ネパールの首都カトマンズのタメルにあるゲストハウスだった。
私はデリーからカトマンズへ2018年の暮れに行った。
年越しをするためだった。初ネパールへは2015年に、
仏跡を訪ねインドから陸路でルンビニーに行った事があったが、
カトマンズは初めてだった。
その人はKさんと言ってネパールに支援しており、
何度もネパールを訪ねていた。ゲストハウスですれ違い、
声をかけてくれたKさんは福岡在住だった。
日本に帰国後もたびたび野菜などを送ってくれる。
とても良い人である。
そのKさんから頼まれたのはネパールの子供たちに贈る、
日本の絵本やお話の翻訳である。イヤとは言えない(笑)。
ネパール語とヒンディー語は似ている。が、ちょっと違う。
ネパールでもインド映画は人気がありヒンディー語の映画は
町中で上映されているし、家庭でもTVや DVD、ネットで観られている。
その関係でヒンディー語は通じるのだ。
もっとも私がヒンディー語で話かければ問題なく通じるが、
ネパール人がネパール語で話しているのを聞いても判らない。
Kさんは動物物の本を2冊、簡単な物語を2冊、
ちょっと内容のある本を2冊、ものすごく(私にとっては)
長い物語を1冊送ってよこした。
まず私がヒンディー語で翻訳する。当然ネイティブではないため、
間違いがあるだろうからネイティブのインド人、この場合は、
ヒンディー語を母語とする(笑)インド人に校正してもらう。
そして絵本にヒンディー語で記入する。
今日は2冊仕上げた。
ものすごく長い物語以外は校正まで終わっているので、
書くだけである。
Kさんは5月に上京するとの事だから、
それまでに仕上げなきゃ。
ははは・・・ただほど高い物はないのである。
ヒンディー語を忘れないためにも、
ありがたくやらせてもらっている。