TVは天気予報、ニュース、スポーツ番組くらいで、
ほとんど観ないのであるが・・・・
ボクシング物のドラマが始まったので観る事にした。
しかもキムタク主演である。特にファンではないのだが。
ボクシングは観るのとやるのとでは大違いで、
ボクシング映画やドラマを観ても本職と役者では、
全然違うのである。ちょっとかじった程度では、
全く様にならないのだ。
しかしだっ! キムタクである。
キムタクならきっとそれなりに(笑)演じてしまうのではないか。
と思ったので観る事にしたのだった。
キムタクが演じる主人公の桐沢祥吾は恩師に頼まれ、
仕方なく母校のコーチを引き受ける。祥吾の時代と違い、
東大合格者を出すほどの進学校となった母校で、
自分の時代とは全く違う部員と出会う。
祥吾が高校4冠だった事に気づいた部員だが、
祥吾はいつ死んでもいいと思い、人生の希望をなくしていた。
友人・甲斐のボクシングジムで28年ぶりにミット打ちをした祥吾。
彼は大学の時に網膜剥離でボクシングを断念した事や、
妻に先立たれた事で人生に絶望していたのだった。
宅配ピザのデリバリーのバイトをしている、
そんな祥吾を立ち直らせようと甲斐と恩師が画策していた事がわかる。
コーチを待ち望んでいたボクシング部員の熱意に
祥吾の心に希望が芽生えて行く。
肝心のキムタクのボクシング技術であるが、
まぁよくやっているとは思うが、
やはり実践を積んだボクサーとは動きが違った。
そこは仕方ない。キムタクでなくとも同じである。
絶望した人生に情熱をよみがえらせる、
面白くない日常に希望の灯をともす、
そんなドラマになってくれればいいかなぁ。
もちろん来週からも観る。