カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

OPBFスーパーバンタム級タイトルマッチ

2022年08月28日 21時13分59秒 | スポーツ / SPORTS

OPBFスーパーバンタム級チャンピオン OPBFスーパーバンタム級15位

 ペテ・アポリナル (フィリピン)     武居 由樹(大橋)
     16勝(10KO)2敗             4勝(4KO)

                 

元K1チャンピオンの武居選手はずっと観たいと思っていた。
ボクシング転向後わずか5戦目での東洋太平洋タイトル挑戦は、
普通に考えたら大丈夫かなぁ? であるが。

写真左側:赤色のトランクスがアポリナル選手。
写真右側:白色のトランクスが武居選手。

          

1ラウンド:アポリナル選手は慎重に距離を測る。武居選手もフェイントを
かけながらバックステップ。間合いの測り合い。武居選手の早いワンツーが
浅くヒット。飛び込んでの右フック、左ストレートをボディへ。

フェイント、前後左右へのステップワーク、大ぶりだが多彩なパンチと
武居選手のボクシングセンスは高い。落ち着きもあるし、懐も深い・・・。
  (アポリナル選手:9-10:武居選手)

2ラウンド:アポリナル選手が前進、武居選手が落ち着いてかわす。
武居選手は右手の使い方が上手くトリッキーでもあり、アポリナル選手は
近づけない。武居選手は重い左フックを上下に打ち分ける。右ストレートで
アポリナル選手がダウン。残り10秒で立上がるが、バランスを崩したところに
武居選手の軽い左ストレートがあたり再度ダウン。ダメージはなさそう。
 (アポリナル上選手:7-10:武居選手)

3ラウンド:1・2ラウンドと違い重心を前にかけて武居選手が前進して、
大きなパンチを振るい狙っていく。アポリナル選手も強振するが、
武居選手は身体を沈めて左ストレート。一発一発が重い。
  (アポリナル選手:9-10:武居選手)

4ラウンド:前進するアポリナル選手、迎え撃つ武居選手。武居選手の
右フックが側頭部(後頭部にも見えたが)に当たりアポリナル選手がダウン。
武居選手が前進しロープに詰めて打ち合うが、両者共に決定打なし。
  (アポリナル選手:8-10:武居選手)

オープンスコアリングシステム、ダウンの回数が響いて私の採点も、
公式採点と同じ33-40で武居選手優勢だが、そこまでのダメージはない。

5ラウンド:アポリナル選手が前進。武居選手は右のジャブをストレートの様に
強く当てる。そして左フックからコーナーに詰めて連打するも空振りも多い。
アポリナル選手が反撃したところで武居選手の左ストレートが、
グローブの上から当たりアポリナル選手がよろけ、なんと・・・
レフェリーが試合をストップ。2分7秒、武居選手のTKO勝利。

確かにレフェリーからはパンチが当たったように見えた(と思う)。
それに4ラウンドまでに3回のダウンがあり7ポイント差では、
逆転勝ちも限りなく難しいだろう。
ただ3回ダウンしてはいるけどダメージはないように見えたし、
(近くで見ているレフェリーとは違い、録画でだけど。)
止められたアポリナル選手は不本意だったと思う。

それにしても5戦目とは思えない武居選手、これからも注目したい。
大ぶりでやや粗いところはあるけれど、パンチをもらわないのだから、
ディフェンスも良いのだと思う。まだまだ技術は向上するだろう。

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コメント
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