WBC世界バンタム級チャンピオン WBC世界バンタム級1位
アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ) 中谷 潤人(MT)
28勝(14KO)3敗5分 26勝(19KO)
サンティアゴ選手にとっては初防衛戦、中谷選手が勝てば3階級制覇。
写真右側:白色のグローブが中谷選手。
写真左側:黒色のグローブがサンティアゴ選手。
1ラウンド:静かな立ち上がり。身長173Cmの中谷選手と
159Cmのサンティアゴ選手。中谷選手は低く構え目線を合わせている様子。
お互いにジャブを出しつつ探り合う。中谷選手のワンツー。
(サンティアゴ選手:9-10:中谷選手)
2ラウンド:テンポが変わるかと思ったがジャブでの探り合いが続く。
サンティアゴ選手は入れない。中谷選手の距離の長いワンツー。
(サンティアゴ選手:9-10:中谷選手)
3ラウンド:中谷選手の右リードが邪魔になりサンティアゴ選手は手が出せない。
中谷選手のワンツー。右ジャブで翻弄し始める。中谷選手のパンチで
サンティアゴ選手は右目の上をカット。
(サンティアゴ選手:9-10:中谷選手)
4ラウンド:中谷選手は右ジャブから左アッパー、サンティアゴ選手が
前進するが手が出ないため中谷選手のワンツーが当たる。中谷選手が
完全に距離を支配。右ジャブからワンツー、左アッパー。
(サンティアゴ選手:9-10:中谷選手)
ここまで36-40で中谷選手優勢。
公式採点も三者共に36-40と中谷選手を支持。
5ラウンド:中谷選手が右ジャブから左アッパー、ワンツーー、右アッパーと
ほぼ一方的に攻める。
(サンティアゴ選手:9-10:中谷選手)
6ラウンド:中谷選手のワンツーでサンティアゴ選手がダウン。
いやいや立ち上がると中谷選手が連打で追う。ワンツー、左ストレート、
右フックで再度ダウンするとレフェリーが抱きかかえた。
1分12秒、中谷選手がTKOで3階級制覇を達成した。
中谷選手の強さを改めて感じる一戦だった。
さすがはネクスト・モンスター。強い。
(サンティアゴ選手:-:中谷選手)