◆日本テレビの人気番組「ミヤネ屋」のキャスター宮根誠司さん(アナウンサー)がTBSテレビ番組「朝ズバ」の「みのもんた」さん同様に、菅直人首相の暴走政権を無条件に支持するような発言を繰り返している。
たとえば、4月20日の番組で、アナウンサーが4月21日付け夕刊フジ「2面」の記事「連休明け怒涛の菅降ろし 小沢グループ本腰」を取り上げ「桜井財務副大臣も公然と批判」という政権内部から造反の動きが出てきている行について触れた後、宮根誠司さんが「もめてる場合ちゃう」と一喝して、番組が終わった。これまでに小沢一郎元代表らの党内野党的なグループから菅直人首相を批判する記事が出てくる度に、なぜ批判が噴出してくるのかの原因を解析もせず、やはり菅直人首相支持を示す発言をしている。
桜井充財務副大臣は、今回の東日本大震災の被災県の1つである参院宮城選挙区選出の国会議員である。被災地の現状と被災民の心を知り尽くしていて、しかも政権内にいるる政治家が、現職の菅直人首相を批判していること自体、よほどのことである。そのことに思い至ることもなく、その言論をバッサリ切捨て、封殺してしまうとは、電波メディアという影響力絶大なポジションにいるキャスターとして「あるまじき所業」である。
◆強大なマスメディアは、政治現象を含めて森羅万象を「厳正中立、不偏不党」の立場で、あくまでも「客観報道」することに専念すべきである。市井の片隅にいる一介の評論家とは、基本的に立場が違う。夕刊フジの記事「桜井財務副大臣も公然と批判」の部分を以下引用しておこう。
「一方、桜井氏は同日、自身のメールマガジンで、自画自賛や自慢話に終始する菅首相の国会答弁について『何か言われると、必ず自分の正当性を主張する。自分の非を認めると、責任論につながると思っているのかもしれないが、反発を招くだけ』と一刀両断。さらに、『この国難の時代に、今の姿勢を貫いていけば、大連立も与野党連携もできない。それだけでなく(民主)党内をまとめられない』『交代させろという声が出るのは当然だ』と菅首相の資質を疑問視した。桜井氏は参院宮城選挙区で、党内では中間派に位置づけられる。内閣の一員、しかも中間派から首相退陣を是認する声が上がったことは注目に値する。菅内閣はまさに末期的状況なのだ」
桜井充財務副大臣が自身の「メールマガジン」で菅直人首相を公然批判したことについて、マスメディア各社が一斉に取り上げ、衝撃の大きさを示した。朝日新聞asahi.comは4月20日午後1時14分、「桜井副大臣、首相交代論「当然」 メールマガジンで批判」という見出しで、こう報じた。
「民主党の桜井充財務副大臣(参院宮城選挙区)が19日付の自身のメールマガジンで、菅直人首相について『交代させろという声が出てくるのは当然のこと』などと厳しく批判した。閣内から退陣論が出た形で波紋を広げそうだ。桜井氏は18日の参院予算委員会の首相答弁について『何か言われると必ず自分の正当性を主張する。自分の非を認めると責任論につながると思っているのかもしれないが、今日のような答弁では反発を招くだけだ』などと指摘。そのうえで『今後も総理を続けていかれるのであれば、もう少し歩み寄る姿勢をみせていただきたい』とした。これに関連して、枝野幸男官房長官は20日午前の記者会見で『直接の上司である財務相が調査し、しかるべき対応をしていただけると思う』と語った」
極左政治家である枝野幸男官房長官も、いかにも強権的である。なぜ身内であり、被災県である宮城県選出の国会議員から批判が出てくるのかについて、洞察しようとする謙虚な姿勢が欠如している。この姿勢は、同じく被災県である岩手県から選ばれている小沢一郎元代表を依然として頑固に排除している姿勢とも一脈を通じている。要するに「権力の亡者」なのである。こんな姿勢では、野党に協力を求めるなどおこがましい。単なる「政権維持のための戦略」としか思われない。
◆「みのもんた」さんは、もっとタチが悪い。参院予算委員会(4月18日)で自民党など野党が菅直人首相に対して、「指導力欠如」「福島第1原発大事故発生時、首相官邸を離れたこと」「20もの対策本部などをつくったこと」「官僚を使いこなしていないこと」な土を取り上げて、集中攻撃し、菅直人首相が逃げの答弁を繰り返していたことについて、「みのもんた」さんは、「時間の無代ムダだ」と問答無用の口調で切り捨てていた。これは、議会制民主主義を否定するのに等しい「言論の暴力」である。危険な発言と言ってもよい。
少なくとも菅直人首相が「20もの対策本部などをつくったこと」を異常とは感じていないのであろうか。
加えて、大震災発生から1か月と9日(計40日)も過ぎているのに被災地は「瓦礫の山」(放置しておくと、公衆衛生上の被害発生の危険性大)、「仮設住宅建設進まず」「避難地からの帰郷メド立たず」など問題が、依然と山積して、避難住民を苦しめている。にもかかわらず、菅直人首相を支持し続けているのである。
テレビ朝日が4月19日午前11時25分からの番組「スクランブル」のなかで、「菅総理集中砲火!!原発危機のリーダー像を生激論」と題して、菅直人首相のリーダーとしての資質、資性を分析。むかしから菅直人首相のことをよく知っている人が、「菅さんは、若いときから、会をつくるのが好きで、いくつも作っては、ひと仕事したと快感を覚えていた。だが、その後は、会を放り投げては、また別の新しい会をつくっていた」という趣旨の話をしていた。つまり、菅直人首相が、「会」をつくるのは、趣味であり、クセであり、それは、どうも病的でもあるらしい。国民にとって大迷惑なのは、「仕事をした」と独善的な満足感を抱いていることだ。こんな大迷惑な菅直人首相を無条件に支持するような発言を繰り返している「「みのもんた」さんも、やはりどこか具合が悪いのであろうか?
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菅直人首相は、大震災対応のドサクサに紛れて米国のヒラリー・クリントン国務長官に米国債を最低30兆円~最高50兆円分も買わされ、「ただの紙切れを掴まされた」という話 ◆〔特別情報①〕
「どうも菅直人首相は、大震災のドサクサの対応に紛れて米国のヒラリー・クリントン国務長官に米国債を最低30兆円~最高50兆円分も買わされた。それも為替相場が円安に振れていたとき、円建てで買わされたのではないか」という話が、金融証券界に飛び交っている。米国の財政が大ピンチに陥り、歳出の大幅削減を決めざるを得なくるなど四苦八苦しているため、救いの手をまたぞろ日本に求めてきたということである。
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『平成動乱 小沢一郎の野望』1993年9月25日刊 終章 新聞・テレビ報道を裏読みする12のポイント
ポイント10 見世場・スポットライト
立党精神を異にし、政策も違う八党派によって構成される細川内閣であるが、閣議でなかよく議論してやっていけるかどうか。
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→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.105第七章 シオン長老會議
前回からの続き
ニルース氏の子息の語る所では、その父親が議定書を世に出したのは千九百〇二年から三年にかけての冬であつた、それはモスコースキヤ・ウエードモスチ誌上であつた、又千九百〇三年八月廿八日、及九月七日のズナーミヤーに掲載された。ニルースが始めて「小の内に大、そしてキリスト反対が蒋來政治上の可能性」と題する本の中に議定書を入れたのが千九百五年である。千九百〇一年のにはまだ入れてなかつた。千九百〇六年にジヨージ・ブトミと云ふロシヤの著述家が「眞實暴露、人類の敵」と云ふ本の中に議定書を公にした。
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