岸田首相は感染猛拡大後もグルメ三昧! 高級店で連夜の会食、口先だけの「コロナ最優先」
最優先課題は「新型コロナ対応」じゃなかったのか(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
「岸田政権の最優先課題は新型コロナ対応です」「国民の皆さん、共に、この国難を乗り越えていこうではありませんか」──。施政方針演説ではそう言っても、実際の行動には「どこまで本気?」と疑うほかない。 【写真】赤坂自民亭参加の西村康稔氏が「防災本」を出版のア然 年末年始は日本橋の5つ星ホテルで静養した岸田首相。正月気分が抜けないのか、年明けにオミクロン株が猛威を振るい出しても、不要不急のグルメ三昧だった。 4日の伊勢神宮の初詣から戻ると、5日夜は帝国ホテルの鉄板焼き「嘉門」で自民党の麻生副総裁、遠藤選対委員長と会食。党内では「大宏池会構想のブラフ」と受け止められたが、すでに当時は沖縄県の感染拡大が深刻化し、玉城知事が政府にまん延防止等重点措置の適用を要請する検討に入っていた。 翌6日には林外相がブリンケン米国務長官との電話会談で米軍関係者の外出制限を要請。7日昼に「沖縄の新規感染者が過去最多1400人超の見通し」との速報で、株価が取引中にガクンと下がっても岸田首相はわれ関せず。この日も読売新聞本社内の都心を一望できるラウンジで、同社主筆の渡辺恒雄氏らと会食した。
広島豪雨の夜に「赤坂自民亭」で宴会
コロナ禍大ヒンシュクの「赤坂自民亭」の反省は?(ツイッターから=当時)
沖縄、山口、広島3県が重点措置に入った成人の日の3連休こそ、おとなしくしていたが、休みが明けた途端に怒涛の会食ラッシュ。場所も高級ホテル内の高級店ばかりで、13日午後にはわざわざ官邸に千代田区立麹町中学時代の同級生らを招待する「公私混同」のおまけつきだ。 14日に全国2万人超え、15日に2万5000人超えと、アッという間に感染が猛拡大しても平気の平左で、ようやく連夜のお気楽会食を止めたのは16日。公邸に関係閣僚を集め、東京都に重点措置を適用する可能性を話し合ってからだ。 「通常国会前に党幹部など多くの人と会って話を聞く機会を設けるのは常ですが、今や平常運転は許されないと総理は気づかないのか。いくら『聞く力』を標榜しているにしても、タガが外れています」(政界関係者) 岸田首相は2018年7月、地元・広島の豪雨被害が迫っていた夜に「赤坂自民亭」なる自民党議員の宴会で乾杯。日本酒を振る舞い続け、大ヒンシュクを買ったこともある。実はこの人、単なる無神経なのではないか。』
岸田文雄内閣総理大臣の父は、岸田文武氏衆議院議員で、自他ともに認める読書家であり、秘書が「先生の姿が見つからないときは、本屋へ行け」と言われるほどであった。政治、経済、歴史、科学あるいは文学等と分野にこだわらず幅広く読み、広く国の未来を見据えるために、多くの知識、情報を取り入れ、それを政策として反映させた。親しかった人々に揮毫を頼まれると、気軽に「春風接人」と書かれたそうです。
岸田文雄内閣総理大臣も座右の銘にされていますが、自分に対する時は
秋の霜のように鋭く烈しく
厳しい心で
律していかなければならない。と言う佐藤一斎先生の教えに言行不一致です。
日本国民は、コロナ渦で、今その日暮らしの苦しい生活のを強いられています。
日本国の政治の最高責任者は、国民生活の視線に立つべです。
佐藤一斎(言志四録)
春風を以て人に接し、
秋霜以て自ら粛(つつし)む
<意味>
人に対するときは、
春風のように穏やかで和やかな心、
伸びやかで寛大な心で接し、
自分に対するときは
秋の霜のように鋭く烈しく
厳しい心で
律していかなければならない