広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

桜えびすし

2008-11-18 20:01:57 | 各地お土産・食べ物
各地のお土産と食べ物を紹介するカテゴリーを新設し、盛岡駅のお土産の記事を移しました。


僕は、エビはあまり好きではない。だけど、桜えびは大好き。桜えびは世界中で駿河湾でしか獲れないそうで、静岡に旅行に行くときには“本場の桜えび”が楽しみの1つだ。そして旅行好きとしては駅弁も旅に欠かせない。
静岡市の清水駅では、数年前に桜えびの駅弁ができたと聞いていて、食べてみたかった。

改札の脇、自由通路側に面した、キオスクとコンビニの中間(秋田駅中央改札横の「NEWDAYS」くらいの規模)のような店舗、「ベルマート」で扱っている。おにぎりなどと同じ保温ケースに並べられ、夕方早い時間で525円のちらし寿司風の「桜えびすし」が4個、少し安い桜えび入りの稲荷寿司が2個あった。木目風の紙箱に包装紙を簡単に巻いただけの包装で駅弁らしくない。どちらにするか迷って、メイン商品であろう桜えびすしを買う。専用の袋に入れてくれた(秋田駅でも大館の鶏めしを買うと「花善」の袋に入れてくれる)。

事前の情報では清水駅近くの「末廣鮨」という寿司屋で作っていると聞いていたのだが、「いなりやNOZOMI」というところが製造しているようだ。検索するといなりやは「清水の高級寿司店直営のいなり・ちらし寿司のお持ち帰り専門店です。」だそうで、本家の隣に独立したテイクアウト部門ができたらしい。ということは駅になくても店舗に行けば買えるという場合もあるかもしれない。

開けてみると、一面びっしりの桜えび! 桜えび好きとしてはおいしそうで期待できる。

写真はホテルの客室の電球色の照明なので正しい色で撮れてはいないが、よく見る桜えびの色よりも濃い。佃煮を使っているようだ。
食べてみると、えびの下に錦糸玉子が敷いてあり、ごはんはほのかに甘い。中に甘く煮た油揚げが入ってた。レンコンや唐辛子も入っていて、稲荷寿司の味がする。買う時、稲荷とどっちにしようか迷ったが、あまり違わなかったようだ。ともかく、ごはんの甘さと桜えびの香ばしさがよく合っている。
量はやや少ないが、安くておいしくてなかなかいい。駅以外でも買えることや、包装などからして、厳密には“駅弁”ではないかもしれないが、また食べたい。

静岡周辺は、熱海・三島と沼津・富士・静岡など駅弁屋さんのある駅が多いが、その駅でしか買えない場合が多い(JR東日本エリアでは車内販売や仙台・大宮など大きな駅で秋田など地方駅の駅弁が買える)うえに、どこも個性的なラインナップで迷ってしまうが、また1つ候補が増えてしまった。
コメント (4)
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