広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

幻のパン・謎のパン?

2008-11-20 18:06:50 | 秋田のいろいろ
秋田市大町に「秋田ニューシティ」というビルがある。秋田の経済界に幅を利かせ、江戸時代から続く「辻兵(つじひょう)」発祥の地(呉服店だった)にあり、その辻兵グループの企業の経営。1981年にダイエー秋田店をメインテナントとしてオープンし、地下1階から地上5階の飲食フロアまで賑わっていた。
その後、秋田市中心市街地の衰退と2002年のダイエーの経営不振による撤退があり、現在は店舗は2階までで、上のフロアは辻兵の事務所や秋田市中央公民館などになっている。

地下の食品売場は、一時イオン系列のスーパーが入っていたが、あっさりと撤退。2005年からは、卸町でホームセンターをやっていた「ヤマ」(コメリ系列のヤマじゃないです)が、スーパーに転換・移転した「スーパーランドヤマト」が入っている。価格設定が高めの気がしなくもないけれど、周辺は車を持たないお年寄りが多いエリアでもあり、重宝がられている。そして、飲食店が多いエリアでもあるので、業務用食材や、秋田市内では珍しい羽後町の「若がえりまんじゅう」などユニークな商品を扱っているのがおもしろい。そんなヤマトの2商品をご紹介。

幻のクリームパン
かつて、地下のフードコートには「ドムドムハンバーガー(日本初のハンバーガー店でダイエー系列だそうだ)」が入っていて、ヤマトオープン後も持ちこたえていたが、ついに撤退。それに代わって、ヤマトが「ピーターパン」という店を出した。同店が製造するパンはスーパーの方でも買え、なかなかおいしい。その1つが「幻のクリームパン」。
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普段は確か126円か146円でやや高いが、この日はセールで105円。※通常価格は130円でした。


他のパンはビニール袋に直接入っているが、これだけは紙で包んだうえにビニールに入っていて、高級感がある?

ハンバーガーのパンみたいな丸いパンに横に切り込みを入れてクリームを入れている。(完全に分割してはいなく、片方はつながっていてパックマン状態)

モノ撮りが下手で申し訳ないですが、上のパンをめくった中身。滑らかなクリームでバニラの粒が見える。

クリームが滑らかでおいしい(もうちょっと量が多ければいいかな)。パンは甘くない。一般的なクリームパンの皮よりやや硬めの気もするが、ふわふわで気にならない。

なんで「幻」なのかは分からないけれど、手ごろな高級クリームパンということでご紹介します。
16:00~16:10のタイムセールや閉店間際は100円に値引くことが多いのでねらい目!(製造しない日や売り切れの場合あり)

カツサンド
今度は、惣菜売り場の方。最近だと思うがシェフのなんとかというコーナーができて、ローストビーフみたいなのや茶碗蒸しなどと並んでカツサンドがある。380円と手ごろなので買ってみた。
 
キャベツと玉ねぎが入っていて、甘めのソース(ケチャップを使ってる)がおいしい。この値段でこの量・味ならいいんじゃないかな。

どこで作ってるのかと表示を見ると秋田市河辺の「(有)高原厨房」というところ。でもネットで検索しても情報なし。商品バーコード(JANコード)の検索で「タカハラ」と読むことは分かった。
食べ物屋さんの情報には疎いのだが、秋田市民でありながら聞いたことがなかった。カツサンドと茶碗蒸しを一緒に作ってしまうのはどんなお店なのか気になる。惣菜屋や弁当屋なのか、それともレストランなのか、どなたかご存知でしょうか?
というわけで“謎の”カツサンドとしました。
コメント (11)
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