この記事からの続きです。
静岡が好きだ。特に冬。秋田とは正反対で青空が広がり、寒いといっても陽が差しているので、気持ちいい。みかん畑や茶畑は東北では見られないし、何よりも富士山が美しい。そんなわけで、何度も静岡を訪れ、今回も冬には少し早いが、目的地にした。
東海道本線の下り列車に乗ると、沼津付近から富士山が姿を現し、だんだん大きくなってくる。この時は残念なことに上のほうに雲がかかっていて、気温が高いためか少し霞んでいてシルエットのようにしか見えない。
「富士山の見える駅」という、各地の駅から富士山が見えるかどうかをまとめたサイトがあり、それによれば、東海道本線でいちばん富士山に近いのが、富士市の「吉原(よしわら)駅」で富士山まで24.1km。ここで一度降りる。
プログラムオート F/10 1/250 露出-0.3
周辺には製紙工場など工場が多く、駅構内が広く貨物列車も停まっている。今回はしなかったが、前来たときは製紙工場独特のパルプのにおいがしていて、かつて十條製紙の工場があった、秋田市新屋地区を思い出した。
写っているのは、日本製紙の工場らしい。ちなみに旧十條製紙や今も秋田市向浜に工場がある東北製紙は日本製紙系列のようだ。
この駅から10分ほど歩くと、松林の中に小さな公園がある。
気温は20度を超えているようで、汗ばむ。
プログラムオート F/5 1/125 露出-0.7
その名も「富士と港の見える公園」。小さな展望塔があり、そこからの光景がすばらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ac/1758594c8fbece436ccf94d522302acc.jpg)
プログラムオート F/10 1/400 露出-0.7
公園の名前の通り、港越しに富士山が見えて、視界をさえぎるものがない。富士山はやっぱり大きいと実感する。
この港は「田子の浦港」で重要港湾に位置づけられていて(秋田県では秋田・能代・船川港)、石油やパルプなどが扱われているようだ。
万葉集の山部赤人の「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける」の舞台もこの辺りなのだろう。以前、冬の晴天の日に見た富士山は本当にきれいだった。
ちなみに駅から公園へは、駅を出てまっすぐのややアップダウンのある住宅地の細い道と、駅を出て右へ行ってすぐ左折する港沿いの道路を通る2つのルートがある。港沿いのルートは車の通行が多いので、住宅地の道を通る方がいいかもしれない。
さらに西へ向かう。
静岡が好きだ。特に冬。秋田とは正反対で青空が広がり、寒いといっても陽が差しているので、気持ちいい。みかん畑や茶畑は東北では見られないし、何よりも富士山が美しい。そんなわけで、何度も静岡を訪れ、今回も冬には少し早いが、目的地にした。
東海道本線の下り列車に乗ると、沼津付近から富士山が姿を現し、だんだん大きくなってくる。この時は残念なことに上のほうに雲がかかっていて、気温が高いためか少し霞んでいてシルエットのようにしか見えない。
「富士山の見える駅」という、各地の駅から富士山が見えるかどうかをまとめたサイトがあり、それによれば、東海道本線でいちばん富士山に近いのが、富士市の「吉原(よしわら)駅」で富士山まで24.1km。ここで一度降りる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5a/55c79b1f0461a8a7763885eca4a8ba3c.jpg)
周辺には製紙工場など工場が多く、駅構内が広く貨物列車も停まっている。今回はしなかったが、前来たときは製紙工場独特のパルプのにおいがしていて、かつて十條製紙の工場があった、秋田市新屋地区を思い出した。
写っているのは、日本製紙の工場らしい。ちなみに旧十條製紙や今も秋田市向浜に工場がある東北製紙は日本製紙系列のようだ。
この駅から10分ほど歩くと、松林の中に小さな公園がある。
気温は20度を超えているようで、汗ばむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/98/492ec8252bc924d850197835db6f1a9f.jpg)
その名も「富士と港の見える公園」。小さな展望塔があり、そこからの光景がすばらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ac/1758594c8fbece436ccf94d522302acc.jpg)
プログラムオート F/10 1/400 露出-0.7
公園の名前の通り、港越しに富士山が見えて、視界をさえぎるものがない。富士山はやっぱり大きいと実感する。
この港は「田子の浦港」で重要港湾に位置づけられていて(秋田県では秋田・能代・船川港)、石油やパルプなどが扱われているようだ。
万葉集の山部赤人の「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける」の舞台もこの辺りなのだろう。以前、冬の晴天の日に見た富士山は本当にきれいだった。
ちなみに駅から公園へは、駅を出てまっすぐのややアップダウンのある住宅地の細い道と、駅を出て右へ行ってすぐ左折する港沿いの道路を通る2つのルートがある。港沿いのルートは車の通行が多いので、住宅地の道を通る方がいいかもしれない。
さらに西へ向かう。