この記事からの続きです。
由比駅から乗った上り列車は3つ目に「富士川駅」、富士川を渡って「富士駅」に停まる。由比と静岡同様、10月までは富士川町があったのだが、11月から合併で富士市になった。富士川を挟んで商業電流の周波数が変わるので、同じ市内で50ヘルツと60ヘルツが混在することになる。かつては秋田市の都市ガスも市営ガスエリアと東部ガスエリアで規格が違ったけれど。
なお、駅名も地名も川の名前も「ふじがわ」でなく「ふじかわ」と濁らない。
次の行き先は、「道の駅富士川楽座」(別に「道の駅富士」もある)。場所的には富士川の近くなのだが、近くに駅がないので富士川駅または富士駅で身延線に乗り換えて柚木という駅から歩いて行く(富士川駅からはバスがあるらしい)。どちらの駅からも徒歩30分ほどだが、時間をかけて行く価値のある道の駅だと思う。
富士駅で山梨の甲府へ向かう身延線に乗り換える。甲府まで行く列車は少ないが、途中のやきそばで有名な富士宮方面には、1時間に2~3本、ワンマン運転の普通列車がある。
すぐ柚木駅に到着。無人駅だが、ホームが高架になっており、富士山のふもとに向かってまっすぐ線路が伸びている。
プログラムオート F10 1/320 露出-0.3
JR東海の駅名標は、所在地名の併記やフォントが国鉄時代のものに近いデザインで統一されている。管轄する駅の数が比較的少ないから実現可能だったのだろう。
プログラムオート F6.3 1/200
柚木(ゆのき)って、いかにも静岡らしい地名。静岡市内には同じ字で「ゆぎ」という地名・私鉄の駅がある。「静岡市内の駅も『ゆのき』と読む」とのご指摘をいただきました。(11月11日)
駅周辺は、片側1車線の旧東海道が通っている。住宅が多いが所々ミカン畑があり、その間から富士山が見える。交通量が多く、歩道が狭くて、のんびりとは歩けないが、気持ちいい。
富士川橋を渡る。長さ399メートル、1924(大正13)年に架けられ、今もほぼそのまま使われている。秋田市の先代の秋田大橋は1934(昭和9)年に架けられたそうで、構造が似ている。橋を渡って右折すると上り坂になり、東名高速の下をくぐると道の駅に到着。
「道の駅富士川楽座」は国道52号線沿いの道の駅だが、建物の3階部分が東名高速上り線の「富士川サービスエリア」に面していて、双方の行き来ができる構造になっている。「ハイウェイオアシス」というらしい。3連休なので一般道も高速も駐車場が大混雑だった。
プログラムオート F9 1/400 露出-0.3
SA部分から撮影した、富士山と道の駅の建物。ここから入ると3階。別に富士川SAの建物もある。
プログラムオート F10 1/320 露出-0.3
富士山ろく・朝霧高原の「いでぼく」こと井出種畜牧場の売店がある。オーソドックスなバニラソフトが350円でちょっと高いけど、個人的にはここのソフトがかなり気に入っている。しつこくないのに、ちゃんと牛乳の味がする。コーンも一見普通だけど、牛乳入りの自社製で、ほのかに甘い。
昼食にしたいが、混んでいるので時間つぶしに、道の駅裏のミカン山へ行ってみる。収穫間近らしく、色付いたミカンが多い。甘酸っぱい香りが漂うような気がした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e0/e9935346b886647eef1477f361055899.jpg)
プログラムオート F7.1 1/160 露出-0.3
空いてきたので、昼食。桜えびとか海産物のメニューが食べたい。4階にレストランがあるが、高いので、3階の食堂にする。先にレジで食券を買うのだけど、そこだけ行列になっていて、店内の席は空いていた。
前の人が桜えびのかき揚げを頼もうとすると「揚げ物は混雑のため時間がかかる」と言われていたので、僕は「鮪の漬け丼」880円に急遽変更。
店内はセルフサービスっぽい構造だが、そうではなく、席に座ると係りの人が食券を取りに来てくれる。5分もしないうちにできてきた。
プログラムオート F3.6 1/80
ご飯が寿司飯でおいしかったけど、付け合せもなくて、やや飽きた。以前食べた、桜えびかき揚げ丼と鮪の漬け丼のミニ丼セットなどが割高だけど量的にいいかもしれない。ちなみに、チキンカツ定食とか麺類もあります。
富士川と富士山が見渡せる窓に面したカウンター風の席にいたのだが、食べ終わる頃、シルエットだった富士山が、突然、陽が差したのか、紅葉に染まって美しく見えた。あわてて外へ出る。
富士山が見渡せる展望デッキでは多くの人が写真を撮影。青空に秋らしい雲も浮かんで、美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2e/bf196137729cbb3b5bad8da742b0a9a6.jpg)
プログラムオート F7.1 1/250 露出-0.3
裏のミカン畑にも行ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8d/7c3b500b2ce6f05304ef743c3a92e3f4.jpg)
プログラムオート F9 1/200
以前、記事で取り上げた、“岩木山とリンゴ”のように“富士山とミカン”の写真を撮るべく、設定を変えて何枚も撮るが、露出がうまく合わない。太陽の向きなどもあるだろうが、リンゴと違ってミカンは葉も実も光沢があるから、光を反射してしまうようだ。
おみやげコーナーを覗いてから帰る。今度は富士川駅へ向かう。富士川橋を渡らずに、川の下流方向に歩く。川越しに見る富士山も美しい。空気や空は秋田でいうと9月頃、初秋の感じがする。
さった峠、道の駅往復とかなり歩いて、疲れた。下り電車で興津へ戻る。富士川駅のホームからも富士山が見えた。
プログラムオート F8 1/160 露出-0.3
由比駅から乗った上り列車は3つ目に「富士川駅」、富士川を渡って「富士駅」に停まる。由比と静岡同様、10月までは富士川町があったのだが、11月から合併で富士市になった。富士川を挟んで商業電流の周波数が変わるので、同じ市内で50ヘルツと60ヘルツが混在することになる。かつては秋田市の都市ガスも市営ガスエリアと東部ガスエリアで規格が違ったけれど。
なお、駅名も地名も川の名前も「ふじがわ」でなく「ふじかわ」と濁らない。
次の行き先は、「道の駅富士川楽座」(別に「道の駅富士」もある)。場所的には富士川の近くなのだが、近くに駅がないので富士川駅または富士駅で身延線に乗り換えて柚木という駅から歩いて行く(富士川駅からはバスがあるらしい)。どちらの駅からも徒歩30分ほどだが、時間をかけて行く価値のある道の駅だと思う。
富士駅で山梨の甲府へ向かう身延線に乗り換える。甲府まで行く列車は少ないが、途中のやきそばで有名な富士宮方面には、1時間に2~3本、ワンマン運転の普通列車がある。
すぐ柚木駅に到着。無人駅だが、ホームが高架になっており、富士山のふもとに向かってまっすぐ線路が伸びている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4b/0909a68289b6ce2c3d3cec5c9f4262c2.jpg)
JR東海の駅名標は、所在地名の併記やフォントが国鉄時代のものに近いデザインで統一されている。管轄する駅の数が比較的少ないから実現可能だったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/68/ddbe8b850d79a5a40fb457765a34ff77.jpg)
柚木(ゆのき)って、いかにも静岡らしい地名。
駅周辺は、片側1車線の旧東海道が通っている。住宅が多いが所々ミカン畑があり、その間から富士山が見える。交通量が多く、歩道が狭くて、のんびりとは歩けないが、気持ちいい。
富士川橋を渡る。長さ399メートル、1924(大正13)年に架けられ、今もほぼそのまま使われている。秋田市の先代の秋田大橋は1934(昭和9)年に架けられたそうで、構造が似ている。橋を渡って右折すると上り坂になり、東名高速の下をくぐると道の駅に到着。
「道の駅富士川楽座」は国道52号線沿いの道の駅だが、建物の3階部分が東名高速上り線の「富士川サービスエリア」に面していて、双方の行き来ができる構造になっている。「ハイウェイオアシス」というらしい。3連休なので一般道も高速も駐車場が大混雑だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b4/65f90012e205e5217d5c3767e38b6fdc.jpg)
SA部分から撮影した、富士山と道の駅の建物。ここから入ると3階。別に富士川SAの建物もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6c/564a42540c00e1504de33547fa211ea1.jpg)
富士山ろく・朝霧高原の「いでぼく」こと井出種畜牧場の売店がある。オーソドックスなバニラソフトが350円でちょっと高いけど、個人的にはここのソフトがかなり気に入っている。しつこくないのに、ちゃんと牛乳の味がする。コーンも一見普通だけど、牛乳入りの自社製で、ほのかに甘い。
昼食にしたいが、混んでいるので時間つぶしに、道の駅裏のミカン山へ行ってみる。収穫間近らしく、色付いたミカンが多い。甘酸っぱい香りが漂うような気がした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e0/e9935346b886647eef1477f361055899.jpg)
プログラムオート F7.1 1/160 露出-0.3
空いてきたので、昼食。桜えびとか海産物のメニューが食べたい。4階にレストランがあるが、高いので、3階の食堂にする。先にレジで食券を買うのだけど、そこだけ行列になっていて、店内の席は空いていた。
前の人が桜えびのかき揚げを頼もうとすると「揚げ物は混雑のため時間がかかる」と言われていたので、僕は「鮪の漬け丼」880円に急遽変更。
店内はセルフサービスっぽい構造だが、そうではなく、席に座ると係りの人が食券を取りに来てくれる。5分もしないうちにできてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ec/7f81be36c1c9eec26a3579653c5af488.jpg)
ご飯が寿司飯でおいしかったけど、付け合せもなくて、やや飽きた。以前食べた、桜えびかき揚げ丼と鮪の漬け丼のミニ丼セットなどが割高だけど量的にいいかもしれない。ちなみに、チキンカツ定食とか麺類もあります。
富士川と富士山が見渡せる窓に面したカウンター風の席にいたのだが、食べ終わる頃、シルエットだった富士山が、突然、陽が差したのか、紅葉に染まって美しく見えた。あわてて外へ出る。
富士山が見渡せる展望デッキでは多くの人が写真を撮影。青空に秋らしい雲も浮かんで、美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2e/bf196137729cbb3b5bad8da742b0a9a6.jpg)
プログラムオート F7.1 1/250 露出-0.3
裏のミカン畑にも行ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8d/7c3b500b2ce6f05304ef743c3a92e3f4.jpg)
プログラムオート F9 1/200
以前、記事で取り上げた、“岩木山とリンゴ”のように“富士山とミカン”の写真を撮るべく、設定を変えて何枚も撮るが、露出がうまく合わない。太陽の向きなどもあるだろうが、リンゴと違ってミカンは葉も実も光沢があるから、光を反射してしまうようだ。
おみやげコーナーを覗いてから帰る。今度は富士川駅へ向かう。富士川橋を渡らずに、川の下流方向に歩く。川越しに見る富士山も美しい。空気や空は秋田でいうと9月頃、初秋の感じがする。
さった峠、道の駅往復とかなり歩いて、疲れた。下り電車で興津へ戻る。富士川駅のホームからも富士山が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/98/7b2989630709672019afc38fdc9f04d9.jpg)