温度管理に失敗して、仕切り直しとなった室内での「マイプラント」による野菜の栽培。久しぶりに経過報告します。
前よりは寒い部屋(あまり暖房を点けない)に置き、マイプラントの点灯時間を毎日4~6時間と短く(手動で切る)した。ただし、窓際に置いたため、マイプラントが切れている時間帯に太陽光も入る環境。
2月23日のミズナ
鉢のサイズのせいか小さめだけど、みずみずしい。長日条件(実際には暗い時間が短くなることに反応)になってしまい、とうが立ってしまった。
2月26日屋内栽培
2月26日屋外栽培
屋内と同じ日に種をまいて屋外の屋根下(日が差すが寒い)に置いたもの。寒さに強い植物なので、元気はいいが、葉っぱの数が少なく伸びていないし、ツヤも悪い。
冬が越せるか心配だった同じ屋外の青ネギ
今年はあまり寒くなかったとはいえ何度か氷点下になったが生き延びた。ずっと雪が積もったりしなければ、大丈夫なようだ。
冬は生長が鈍り、収穫するのがかわいそうで、目標の冬期間の薬味補給は果たせななかったが、立春を過ぎた頃、日が長くなったのを感知したらしく、葉を伸ばし始めた。3月に入り急激に伸びたので、みそ汁の薬味にしたら、久々の新鮮な青ネギはとても香りがよくておいしかった。
3月8日
3月10日
屋内のミズナが開花。小さい菜の花みたいできれい。菜の花と同じ独特の香りもする。春の香り。菜の花(アブラナ)もミズナなど菜っ葉類も同じアブラナ科アブラナ属だから当たり前だけど。

小学校3年生の理科の最初でアブラナの花の作りを習ったなあ。アブラナ科は花びら(花弁)が4枚で、十字の配列になる。そのため、年配の専門家は「十字花(じゅうじか)植物」という用語を使うことがあるが、今は一般的ではない。
3月8日。屋内と屋外の比較
これがマイプラントの効果? でも屋外の方も小さなとうが立ち始めた。
3月13日。ギザギザの葉っぱがミズナの証。
3月8日。屋外のチャイブの新芽
ネギは冬越しが心配だったが、仲間の「チャイブ」というハーブは耐寒性があると聞いていた。秋になると早々に枯れて、春に新たに芽を出すようだ。つまり寒い時期は無理に葉を出さず、休んでいたのだろう。2年目以降は葉が増えかわいい花も咲くようなので期待。
ちなみにチャイブはアサツキの変種(ほぼ同じ植物と考えていい)。アサツキといえば、秋田では雪の下から掘り出したまだ白い葉を「ヒロッコ」という名前で食べる。写真の株は細い上に緑になってしまったが、栽培方法次第ではチャイブもヒロッコになり得るのだろうか?
今年は暖冬だったので、屋外でもこのように生長したが、いち早くミズナが咲いてマイプラント効果はあったようだ。でもマイプラントの効果以前に、屋内では温度管理が難しいし、アブラムシが発生して苦労した。結局、自然に逆らわないのがいちばんなのだろう。
マイプラントは、日当りの悪い我が家の夏場の日照不足の補助にも使いたいと思う。
前よりは寒い部屋(あまり暖房を点けない)に置き、マイプラントの点灯時間を毎日4~6時間と短く(手動で切る)した。ただし、窓際に置いたため、マイプラントが切れている時間帯に太陽光も入る環境。

鉢のサイズのせいか小さめだけど、みずみずしい。長日条件(実際には暗い時間が短くなることに反応)になってしまい、とうが立ってしまった。


屋内と同じ日に種をまいて屋外の屋根下(日が差すが寒い)に置いたもの。寒さに強い植物なので、元気はいいが、葉っぱの数が少なく伸びていないし、ツヤも悪い。

今年はあまり寒くなかったとはいえ何度か氷点下になったが生き延びた。ずっと雪が積もったりしなければ、大丈夫なようだ。
冬は生長が鈍り、収穫するのがかわいそうで、目標の冬期間の薬味補給は果たせななかったが、立春を過ぎた頃、日が長くなったのを感知したらしく、葉を伸ばし始めた。3月に入り急激に伸びたので、みそ汁の薬味にしたら、久々の新鮮な青ネギはとても香りがよくておいしかった。


屋内のミズナが開花。小さい菜の花みたいできれい。菜の花と同じ独特の香りもする。春の香り。菜の花(アブラナ)もミズナなど菜っ葉類も同じアブラナ科アブラナ属だから当たり前だけど。

小学校3年生の理科の最初でアブラナの花の作りを習ったなあ。アブラナ科は花びら(花弁)が4枚で、十字の配列になる。そのため、年配の専門家は「十字花(じゅうじか)植物」という用語を使うことがあるが、今は一般的ではない。

これがマイプラントの効果? でも屋外の方も小さなとうが立ち始めた。


ネギは冬越しが心配だったが、仲間の「チャイブ」というハーブは耐寒性があると聞いていた。秋になると早々に枯れて、春に新たに芽を出すようだ。つまり寒い時期は無理に葉を出さず、休んでいたのだろう。2年目以降は葉が増えかわいい花も咲くようなので期待。
ちなみにチャイブはアサツキの変種(ほぼ同じ植物と考えていい)。アサツキといえば、秋田では雪の下から掘り出したまだ白い葉を「ヒロッコ」という名前で食べる。写真の株は細い上に緑になってしまったが、栽培方法次第ではチャイブもヒロッコになり得るのだろうか?
今年は暖冬だったので、屋外でもこのように生長したが、いち早くミズナが咲いてマイプラント効果はあったようだ。でもマイプラントの効果以前に、屋内では温度管理が難しいし、アブラムシが発生して苦労した。結局、自然に逆らわないのがいちばんなのだろう。
マイプラントは、日当りの悪い我が家の夏場の日照不足の補助にも使いたいと思う。