広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田花まるっ

2009-03-04 23:16:50 | 秋田の季節・風景
久しぶりに秋田の話題です。

しょっちゅう通る見慣れた街や道でも、気付かずに見過ごしてしまうものって、かなりあることをこのブログを初めて実感している。今回もそのお話。

他の街でも多いが、秋田市中心部の大通りは電線が地中化され、街路灯と信号柱が一体化したものが設置されている。秋田市で設置され始めたのは、20年ほど前からだと思う。設置された時期によって、微妙にデザインが違っているほか、道路によって緑色と茶色と黒があるようだ。色はその道路のイメージに合わせたのだろうが、いまいち法則性がなく、特に緑色は濃淡に差がある。
LED信号機はシャッタースピードの関係で消灯して写ることがある。
その1つ、土手長町通り~有楽町の通りと五丁目橋、南大通りが交わる茶色の柱の「五丁目橋交差点」で最近気付いたもの。

赤丸で囲んだ部分に注目!
何か付いている。望遠レンズに変えて拡大。
餅焼き網みたいなのの上に付いたのは「秋田花まるっ」のシンボルマークだ!

現行の秋田県のキャッチコピー「秋田花まるっ」は1995年の観光キャンペーンが使い始めらしいが、現在は県の住宅づくりのガイドラインなど観光以外の分野でも使われている。
その時期で「はなまる」といえば、(系列局のない秋田ではなじみが薄いが)TBSの朝の情報番組「はなまるマーケット」が思い浮かぶ。コピー決定と放送開始がほぼ同じ時期と記憶しているので、調べると、テレビの方は1996年9月放送開始だから、秋田県のコピーの方が先らしい。

土手長町~有楽町の通りは県道で、信号柱は全て茶色のものが設置されているが、付近の別の交差点には「花まるっ」が付いていない。もう少し進んだ楢山登町の交差点には付いていたような記憶があるけど未確認。
なお、交差する市道の方は、五丁目橋側は普通の電柱と信号で、南大通り側は同デザインの緑のものが設置されており、この交差点だけが茶色になっている。
国道13号方向の2つ隣「下新橋(しもしんばし)」交差点には付いていない。

気付きにくいし、気付いたとしても、何のマークか分からない人も多いだろう。コピーが決まった時期に設置した県道の信号柱への、秋田県のちょっとした遊び心なのだろうか。

ところで、「秋田花まるっ」も交代の時期になったようだ。県が昨年8月に募集、10月に決定した秋田県の新しいキャッチコピーが「秋田で元気に!」に決まり、今年1月にはシンボルマークも決定した。
「秋田花まるっ」も「美の国あきた」、「まごころ秋田」のように過去のものになってしまう。この信号柱、今後は、どうなってしまうんだろう・・・
コメント (2)
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