広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

バス停名変更、太平山の雲

2009-07-02 18:00:15 | 秋田のいろいろ
運賃改定後、初のバス乗車。当然のことながら、車内の運賃表示器には新しい運賃が表示されたが、それ以外には特に変更なし。
ただし、新屋方面の路線は、秋田市西部市民サービスセンター開業に伴う3停留所の名称変更も同時に行われ、バス停の表記と車内放送も変わった。

秋田市中心部から新屋に向かう、新屋線と新屋西線の終点(一部は経由してさらに先へ)の「新屋案内所」停留所も「西部市民サービスセンター」に変わったはずだったが--
バスの乗車口のドアが開くと、車外スピーカーから従来は「○○、××経由新屋案内所行きです」と流れていたのも、変わった。聞いてみると「西部サービスセンター行きです」と言っている。
僕も勘違いしたことを前に記事にしたが、この施設の名称は「秋田市西部市民サービスセンター」が正式なので、バスの車内放送は「秋田市」はともかくとして、「市民」が抜けている。電気製品の修理窓口だって“サービスセンター”って言うようにありふれた言葉だから、分かりにくい。
聞き慣れた「新屋案内所」でなくなっただけでなく、間違った名称だから、余計に違和感がある。しかも、それをドアが開く度に聞かされる。

「シミン」の3文字だから、バス停名が長すぎるからではないと思う。それに「秋田市保健所・サンライフ秋田前」、「秋田中央郵便局・社会保険事務所前」なんてもっと長ったらしいバス停もある。
このバス会社おなじみの「分かりにくい案内」の一環なのか、それとも勝手に施設を整理統合して3か所ものバス停名変更の手間と費用を負わされた秋田市に対するアテツケだろうか?
ちなみに、旧西部公民館前の「秋田銀行新屋支店前」、旧新屋支所前の「日吉神社前」の車内放送は問題がなかったと思う。


今度は歩いてバス停の表示を見てみた。まず、新屋案内所は、ポールにバス停名の表示がない(ポールが分かれているので、路線名を表示)ので割愛。
他の2か所は紙がはがされて新しい名前になっていた。
日吉神社前
黄色いシールに文字を印刷して貼っている。旧交通局は透明シールを使っていたが色付きは初めて見た。
ローマ字は「HIYOSHIJINJAMAE」とヘボン式ですか
※日吉を全国的には「ひえ」と読む場合があるが、秋田では「ひよし」が一般的。

スペースに文字が収まるか心配だった、秋銀新屋支店前の下り側。
意外に大丈夫だ
次のバス停名の「元町」が一番極太のフォントなのは何でだろう? 前も書いたが、ローマ字がないのも統一感がない。
向かいの上りは、日吉神社前と同じ
でもこちらのローマ字は「AKITA GINKO ARAYA …」と区切りにスペースが入れてある。だったら日吉神社前も「HIYOSHI JINJA MAE」とするべきではないのかな?

このバス会社の公式サイトでは、任意のバス停を指定して、時刻などをいちおう検索できる。今回の運賃改定では、改定前日の夜にデータを更新するという、気の利いたことをしてくれたが、この3つの停留所を検索すると…
西部公民館前(反転部分)

新屋案内所(反転部分)、新屋支所前(下から4つ目)
いずれも旧停留所名のまま。
ただでさえ、使い方に難のある検索システム。これじゃあ、何も知らない人が「バスで西部市民サービスセンターに行こう」って思っても、調べる術がない。「バスはよく分からないから、JRで行こうかな」ってお客を失いますよ。

おそらくホームページ作成会社に依頼しているんだろうが、運賃改定のデータ更新を頼んだついでに、「バス停名も3つだけだから一緒に更新、お願いね」って頼めば、追加料金なしで更新してくれたんじゃないだろうか。
市民センター開業後、バス停名がなかなか変わらないのは、こうした各種更新作業を運賃改定と同時にやって、効率よくするためだと思っていたのだけど、ホントにこの会社はどっか1か所は必ず抜ける点がありますなぁ~
【10月1日追記】10月1日に他路線の再編等で検索データの更新が行われたのに合わせ、3停留所の名称がやっと変更された。でも「西部サービスセンター」やっぱり「市民」が抜けている。(もっと長い名称のバス停でもそのまま登録されているので、システム上の文字数制限があるわけではなさそう)

雄物川の堤防へ出る。
どんよりした梅雨空。雄物川の水量もやや多い。でも太平山が見えていた。
霞んでいて、写りはよくないですが、


中腹に横長の雲がたなびき、「頭を雲の上に出し」状態。こんな太平山は初めて見た。
コメント (4)
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