広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

卵アイス・ポタージュアイス

2010-04-09 22:55:46 | 各地お土産・食べ物
カップに入ったちょっと高級な「プレミアムアイスクリーム」をたまに食べたくなる。四国旅行とその道中で食べた2種類を紹介します。
●「土佐ジローのタマゴを使った濃厚なバニラ」

高知市の南隣、いの町にある「有限会社高知アイス」の製品。牧野植物園のショップで200円で購入。
落花生みたいな形は高知県の地図?
同社はゆずや文旦など、高知県産農産物のシャーベットも作っていて、これは秋田市のスーパーランドヤマトでも売っていた(現在は未確認)。もしかしてこのバニラアイスもあったかもしれない。

「土佐ジロー」というのは、高知原産種と外国種を交配した、高知特産のニワトリの品種名。これはその卵を使ったバニラアイス。
秋田でも「比内地鶏」の卵のソフトクリームやプリンがあるのと同じようなもの。
バニラの粒が見える
それほど「濃厚」ではないと思ったが、価格も手頃でおいしかった。

ちなみにこの製品は無脂乳固形分11%、乳脂肪分8%(8%より少ないと、分類上は「アイスクリーム」でなくなる)。
おなじみハーゲンダッツのバニラは10%と15%、明治Ayaのバニラは10%と18%なので、乳脂肪分はこれらより少なめ。僕は(多くの人は?)乳脂肪分の多さで「濃厚かどうか」を判断してしまっているのかもしれない。


●「コーンポタージュアイス」
列車の車内販売でもプレミアムアイスはおなじみ。
北海道・九州などでは、地元メーカー産が売られていたが、JR東日本(NRE)では、コーヒー用ミルクでおなじみ「名古屋製酪(めいらく)」の「スジャータ」ブランドのアイスが売られていることが多いようだ。(数年前中央本線の「あずさ」では小岩井乳業のアイスだった。長野新幹線でも別製品が売られている)
スジャータの公式サイトには、このアイスの存在が掲載されていない。「車内販売専用」の製品なのだろうか。

JR北海道では、バニラと月替わりの果物系を中心としたアイスの2種類を扱っていたが、今まで東日本ではバニラのみだった。
ところが、四国旅行帰りの「こまち」で「“おすすめ商品”は『コーンポタージュアイス』でございます」という放送が!
東日本で2種類のアイスを扱っているのにも驚いたが、コーンポタージュアイスというものの存在にもびっくり。
ということで、買ってみた。バニラと同じ260円。(今はコンビニでも260円だから、車内で買っても高くはない)
[粒入り]ですか
これもスジャータブランド。そういえば、同社はアルミ紙パック入りのポタージュも作ってたな。
無脂乳固形分6.0%、乳脂肪分4.0%で分類としては「アイスミルク」。
バニラアイスよりも黄色い。ポタージュの色そのもの
味もコーンポタージュそのもの。冷たいので、甘さ・塩分の感覚がやや違うとはいえ、スープをそのままアイスにしました、という感じ。スープをうまく再現している。
コーンの粒
決してまずくはないけど…
プレミアムバニラアイスの味を期待する人には、あまりお勧めしないかも…

3月の限定品などではなく、他の方々のブログによれば4月に入っても今のところは販売されているようだ。興味のある方はお試しください。
【5月7日追記】7日現在、NREが車内販売を担当している、八戸-函館間の特急「白鳥」でも販売していたとのこと。
コメント
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