広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

桜が咲いてきた

2010-04-26 20:52:01 | 秋田の季節・風景
今日は暖かくて快晴のいい天気だった。昨日咲いたソメイヨシノは、一気に開いた。
千秋公園
開花と天候に誘われ、多くの人で賑わっていた。上の写真は、県民会館・秋田市立中央図書館明徳館から二の丸広場へ上る坂(年配の方は「大坂(おおざか)」と呼ぶ)。ここは咲いたばかりといった感じか。
県民会館裏を見下ろす
左上が昨日も紹介した、図書館の明徳館前のソメイヨシノ。昨日朝より、目に見えて花が開いている。
手前が、近年ライトアップされるなどして注目を浴びている、池(堀?)のほとりにある数本のシダレザクラ(花の色に濃淡がある)。図書館前と同じくらいの咲き具合。
昨年の千秋公園(園内)は、異常と思える寂しい咲き方だったが、今年はどうだろうか。

さて、以前からご紹介しているように、千秋公園はサクラだけではありません。
御隅櫓のある西側にサクラはなく、落葉樹林
上の写真では、松以外はまだ冬枯れの中、右側に白い木が。
コブシ(変種のキタコブシ?)後ろのボケたのもコブシです
西側には、大小何本ものコブシが点在するが、日当たりの関係か、まだ咲き始めの木が多い。
南側、県民会館の上には1本だけコブシがあって、
満開
サクラほど目立たないし、写真ではあまり伝わらないと思うけれど、ひときわ早く北国に春を告げる、純白の花が好き。

西側の林の地際では
スミレ(タチツボスミレかな?)
我が家の庭にもスミレがあるけれど、昨日辺りから突然咲き出した。植物たちは、“何か”を感じ取って一斉に咲くんだろうな。
※千秋公園の桜の次の記事はこちら

今度は千秋公園以外の、秋田市内の桜。
当ブログでは初登場、楢山南中町(ならやまみなみなかちょう)にあり、かつての秋田南中学校跡地(だから“南中町”っていうんだっけ?)にある公園。「楢山公園」と「楢山緑地」2つの看板があり、どっちが正式か分からない。【2011年6月4日補足】「楢山緑地」が正式な名称のようだ。
道路沿いに数本のソメイヨシノがある。
満開ではないがきれい
一部、花がまったくない枝のある木もあったが、昨年の千秋公園の咲き方に比べれば充分きれい。

昨年、意外な穴場であることを発見した、寺町のソメイヨシノ
おぉ! 今年もお見事!
まだ赤みが強いから、満開ではないのだろうが、青空に映えて美しい!
木の幹を見るとコケが生えたりしており、決して若い木ではないと思うが、こんなに元気よく咲いているのはすごい。
僕がいた数分間だけでも、車や歩きで通りかかった数人の方が写真を撮っていた。
春です


◆「湯沢叡陵」続報
1週間前にアップした、秋田県湯沢市の2高校を統合してできる県立高校名が「湯沢叡陵(ゆざわえいりょう)」に決まりそうな件。
やはり地元・OB・PTAからの不満が多く、急遽昨日、説明会を実施したそうだ。
説明会でも反対・疑問の声が続出したそうで、毎日新聞秋田版によれば、県教育庁高校教育課長は「(手順については)もう少し配慮すべきだったと思う」、「決定ではない。根岸教育長に報告会の雰囲気をそのまま正直に伝える。校名を変更するかどうかは上の判断だ」と述べたとのこと。
そして、今日、両校の同窓会と湯沢の商工会議所の関係者などが、ネギシ教育長(教委の事務責任者)を訪ね、再考を要望した。
ネギシさんは広いおでこを抱えたりかいたりしながら悩んでいたようだが、テレビのインタビューに「柔軟に対応したい」など「再考もあり得る」と取っていいと思われる趣旨の発言をしていた。

地元の皆さんが望む方向に話が展開しそうなので、よそ者がとやかく言うつもりもないが、秋田県(教育庁)の当初の対応については、現場や地元を無視した押し付けと言わざるを得ない。
慌てて説明会をするなど、一昨年の青森県の弘南鉄道の「西弘前」などの唐突な駅名変更に通ずるものを感じてしまった。
【5月13日追記】結局、こうなりました
コメント (5)
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