生き物のお話を2つ。
●ネコとカルガモ
堤防をよじ上り、せせらぎを飛び越えるといった、ワイルドなネコたちが生息する川岸。
この日も別の白黒ネコが護岸のくぼみにいた。僕が遠くから声を掛けると気付いたが、逃げずに川の方をじっと見つめていた。視線の先には…
カルガモのつがい
その後、ネコは護岸から川の小島に下りて、熱心にカルガモを見つめていた。
体の大きさは同じくらいだから、まさか本気で捕って食べようとは思ってないだろう。狩りをする肉食動物・ネコとしての本能がそうさせるのだろうか。目の前にねこじゃらしを出された時のように。
カルガモはそれほどネコを気にしておらず、むしろ人間が近づいて来たことを警戒したのか、ゆっくりと泳いで離れていった。
ネコもあきらめて
ごくごく
水を飲んでいたが、カルガモがまた通りかかると
「やっぱり気にニャる」
ずっと目で追って
「行っちゃった」
そして振り向いて
「お前、見てたニャ!」
今度はこちらに興味を示したようで、小島から護岸に戻ってじっと見つめていた。
「ニャんだ、こいつ?」
ずいぶんヒゲの長いネコだ。
その後、僕がいる河川敷に上り、微妙な距離を置きながら僕の前を通り、悠然とどこかへ行った。
「変ニャやつ」
●ヒヨドリとツバキ
ヒヨドリという鳥がいる。
やや大きめ(体長27.5センチ程度)でほっそりして尾の長い、グレーの鳥。街中でもわりとよく見かけるが、日本以外にはほとんど生息しない種だそうだ。
特徴は和名の由来だとされる「ピーヨピーヨ」という鳴き声。「キーキー」「ピーピー」とも聞こえ、近くで鳴かれるとけっこううるさい。
さて、我が家から見えるご近所の庭で、ツバキがきれいに咲いている。
その茂みの中で、何かバサバサ動く物が…
※以下の写真は、素早く動く鳥を薄暗い日にガラス越しに撮影したので、きれいに写っていません。
ヒヨドリだった
でも、くちばしからほおにかけて、黄色くなっていてお化粧したよう。なぜなら、
ツバキの花にくちばしを突っ込んで、密を吸って花粉が付いたから
うちの近所に巣があるのか、よく見かける個体だと思うが、いつもガラス越しでも人影を見ると逃げてしまう。でも、今回は少し離れていたせいか、密の味に夢中になっていたのか、逃げなかった。
1か所でじっくり味わえば良さそうなのに、花1つに付き数秒で、次々に花を渡り歩いていた。
こんなに首が曲がるのか
逆立ち
ハチドリのように、ホバリングしそうな飛び方もしていた。(ハチドリの先祖はヒヨドリから分かれたと考えられているそうだ)
アクロバティック!
ヒヨドリはそろそろ繁殖期に入るようだ。今年も昨年のように、夫婦揃ってピーピー鳴くのかな。
●ネコとカルガモ
堤防をよじ上り、せせらぎを飛び越えるといった、ワイルドなネコたちが生息する川岸。
この日も別の白黒ネコが護岸のくぼみにいた。僕が遠くから声を掛けると気付いたが、逃げずに川の方をじっと見つめていた。視線の先には…
カルガモのつがい
その後、ネコは護岸から川の小島に下りて、熱心にカルガモを見つめていた。
体の大きさは同じくらいだから、まさか本気で捕って食べようとは思ってないだろう。狩りをする肉食動物・ネコとしての本能がそうさせるのだろうか。目の前にねこじゃらしを出された時のように。
カルガモはそれほどネコを気にしておらず、むしろ人間が近づいて来たことを警戒したのか、ゆっくりと泳いで離れていった。
ネコもあきらめて
ごくごく
水を飲んでいたが、カルガモがまた通りかかると
「やっぱり気にニャる」
ずっと目で追って
「行っちゃった」
そして振り向いて
「お前、見てたニャ!」
今度はこちらに興味を示したようで、小島から護岸に戻ってじっと見つめていた。
「ニャんだ、こいつ?」
ずいぶんヒゲの長いネコだ。
その後、僕がいる河川敷に上り、微妙な距離を置きながら僕の前を通り、悠然とどこかへ行った。
「変ニャやつ」
●ヒヨドリとツバキ
ヒヨドリという鳥がいる。
やや大きめ(体長27.5センチ程度)でほっそりして尾の長い、グレーの鳥。街中でもわりとよく見かけるが、日本以外にはほとんど生息しない種だそうだ。
特徴は和名の由来だとされる「ピーヨピーヨ」という鳴き声。「キーキー」「ピーピー」とも聞こえ、近くで鳴かれるとけっこううるさい。
さて、我が家から見えるご近所の庭で、ツバキがきれいに咲いている。
その茂みの中で、何かバサバサ動く物が…
※以下の写真は、素早く動く鳥を薄暗い日にガラス越しに撮影したので、きれいに写っていません。
ヒヨドリだった
でも、くちばしからほおにかけて、黄色くなっていてお化粧したよう。なぜなら、
ツバキの花にくちばしを突っ込んで、密を吸って花粉が付いたから
うちの近所に巣があるのか、よく見かける個体だと思うが、いつもガラス越しでも人影を見ると逃げてしまう。でも、今回は少し離れていたせいか、密の味に夢中になっていたのか、逃げなかった。
1か所でじっくり味わえば良さそうなのに、花1つに付き数秒で、次々に花を渡り歩いていた。
こんなに首が曲がるのか
逆立ち
ハチドリのように、ホバリングしそうな飛び方もしていた。(ハチドリの先祖はヒヨドリから分かれたと考えられているそうだ)
アクロバティック!
ヒヨドリはそろそろ繁殖期に入るようだ。今年も昨年のように、夫婦揃ってピーピー鳴くのかな。