「JR東日本ウォータービジネス」という、JR東日本の駅などでドリンクを販売する2006年設立の企業がある。
解散した別会社が発売していたミネラルウォーター「大清水」(上越新幹線大清水トンネルの湧き水)を引き継ぎ、「From AQUA」として発売しているほか、一般飲料メーカーと共同開発した独自製品(伊藤園「朝の茶事」など)を“エキナカ専用”として売り出している。
同社管理の自販機は「acure」と名付けられ、1台に複数メーカーの製品が揃った、Suica決済できる機械が駅構内などに設置されている。秋田市内では、土崎駅などの周辺駅、関連会社の玄関前や車両工場にもacureが設置されている(Suicaは非対応)。
秋田駅そば、関連会社前の歩道にもacure
エキナカ専用飲料の新しい形態として、“地産飲料”と銘打った製品が今年から発売されている。
JR東日本グループの“地域再発見プロジェクト”の一環で、JR東日本エリア各地で取れた原料を、その地元メーカーとコラボして作った飲み物。現在3製品がラインナップされている。
3月23日から発売されている「白神山地の天然水」というミネラルウォーターは、秋田県藤里町の第3セクター「藤里開発公社」の製品(500mlPETボトル120円)。今回は他の2つを紹介する。
「青森りんご贅沢ゼリー」(275mlPETボトル130円)
以前、ひょう被害にあったリンゴのジュースを紹介した、弘前市に工場がある「ニチロサンパック」の製造。3月9日発売。
この手のゼリー飲料は果汁10%未満が一般的だが、本製品は果汁30%でもちろん青森県産。半年間で加工用リンゴ160トン以上の消費につながるとのこと。
ゼリーが固まっているため、強く振ってから飲むが、「10回程度が目安です」とのこと。
たしかにゼリー飲料にしては果汁感があるけれど、100%ジュースと比べると薄い(当然か)。青森の100%ジュースはとてもおいしいから、それと比べると見劣りしてしまうが、たまにはいいかな。
ちなみにラベルがリンゴジュースをイメージさせるものなので、ネットでブログを検索すると「ゼリーでなくジュースだと思って買ってしまった!(けどおいしかった)」という方が何人かいらした。
それだけ果汁たっぷり、産地にこだわったゼリー飲料は目新しいということだろう。
「もぎたて んまい もも」(280mlPETボトル140円)
山形県南陽市「山形食品」とコラボして、山形産モモを使ったジュース。2月23日発売。「「高果汁(果汁 50%)」としましたが、さらっとお飲みいただけます。白桃の上品な甘みと香りが特長で、桃本来の味をお楽しみいただけます。」とのこと。
「んまい」とは山形の方言で「おいしい」を意味することばです。
僕はモモが好きで、「不二家ネクター(現在はサッポロ飲料から発売)」もやや甘いけど好き。それと比べてどうか?(不二家ネクターは果汁30%)
おいしかった。確かにさらりとしているけど、モモ自体の味がおいしい。加糖してあるが、ネクターよりは甘さ控えめで、大人向けかな。
気に入ったので、ちょっと高いけど、また飲みたい。
首都圏などのJR東日本の駅で購入できるようだが、秋田駅にも3種類ともあるので、お試しください。
秋田駅の自販機。上段左から2番目がりんごゼリーだが、目立たない
秋田駅待合室内・メトロポリタン改札口外の自販機、コンビニNEWDAYS、さらには中通地区の子会社玄関前(上の写真)、土崎駅前の自販機にも入っていた(商品入れ替えでいつもあるとは限らないけど)から、もはや“エキナカ”飲料じゃないね。
※続きはこちら
解散した別会社が発売していたミネラルウォーター「大清水」(上越新幹線大清水トンネルの湧き水)を引き継ぎ、「From AQUA」として発売しているほか、一般飲料メーカーと共同開発した独自製品(伊藤園「朝の茶事」など)を“エキナカ専用”として売り出している。
同社管理の自販機は「acure」と名付けられ、1台に複数メーカーの製品が揃った、Suica決済できる機械が駅構内などに設置されている。秋田市内では、土崎駅などの周辺駅、関連会社の玄関前や車両工場にもacureが設置されている(Suicaは非対応)。

エキナカ専用飲料の新しい形態として、“地産飲料”と銘打った製品が今年から発売されている。
JR東日本グループの“地域再発見プロジェクト”の一環で、JR東日本エリア各地で取れた原料を、その地元メーカーとコラボして作った飲み物。現在3製品がラインナップされている。
3月23日から発売されている「白神山地の天然水」というミネラルウォーターは、秋田県藤里町の第3セクター「藤里開発公社」の製品(500mlPETボトル120円)。今回は他の2つを紹介する。

以前、ひょう被害にあったリンゴのジュースを紹介した、弘前市に工場がある「ニチロサンパック」の製造。3月9日発売。
この手のゼリー飲料は果汁10%未満が一般的だが、本製品は果汁30%でもちろん青森県産。半年間で加工用リンゴ160トン以上の消費につながるとのこと。
ゼリーが固まっているため、強く振ってから飲むが、「10回程度が目安です」とのこと。
たしかにゼリー飲料にしては果汁感があるけれど、100%ジュースと比べると薄い(当然か)。青森の100%ジュースはとてもおいしいから、それと比べると見劣りしてしまうが、たまにはいいかな。
ちなみにラベルがリンゴジュースをイメージさせるものなので、ネットでブログを検索すると「ゼリーでなくジュースだと思って買ってしまった!(けどおいしかった)」という方が何人かいらした。
それだけ果汁たっぷり、産地にこだわったゼリー飲料は目新しいということだろう。

山形県南陽市「山形食品」とコラボして、山形産モモを使ったジュース。2月23日発売。「「高果汁(果汁 50%)」としましたが、さらっとお飲みいただけます。白桃の上品な甘みと香りが特長で、桃本来の味をお楽しみいただけます。」とのこと。

僕はモモが好きで、「不二家ネクター(現在はサッポロ飲料から発売)」もやや甘いけど好き。それと比べてどうか?(不二家ネクターは果汁30%)
おいしかった。確かにさらりとしているけど、モモ自体の味がおいしい。加糖してあるが、ネクターよりは甘さ控えめで、大人向けかな。
気に入ったので、ちょっと高いけど、また飲みたい。
首都圏などのJR東日本の駅で購入できるようだが、秋田駅にも3種類ともあるので、お試しください。

秋田駅待合室内・メトロポリタン改札口外の自販機、コンビニNEWDAYS、さらには中通地区の子会社玄関前(上の写真)、土崎駅前の自販機にも入っていた(商品入れ替えでいつもあるとは限らないけど)から、もはや“エキナカ”飲料じゃないね。
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