●JR
・秋田県内の各路線は変化なし。
ディーゼルカーが走る路線の燃料不足による減便も大きな変化はなさそう。
・奥羽本線
新庄(山形県)-院内(湯沢市):3月中運転再開見込み
新庄-山形(通称山形線):3月23日運転再開予定
これにより奥羽本線の不通区間は福島-米沢だけとなる。
・東北新幹線が予定より1日早く、今日から盛岡-新青森間で運転を再開
明日からは10往復運行(すべて各駅停車。普通車は全車自由席)
先日、東北新幹線の被害箇所が1100箇所あるとのことだったが、JR東日本からリリースがあった。http://www.jreast.co.jp/pdf/restore.pdf
それによれば、約1100箇所のうち、約940箇所が那須塩原~盛岡間に集中しており、復旧作業の進捗率も低い。(開業したばかりの八戸以北は震源から遠いこともあるだろうが、被害ゼロ)
高架の落下などはなく、ずれたり傾いたりした程度のものばかりだが、この数の多さでは、運転再開には相当かかるだろう。
・仙台地区でも運転再開のめど
仙石線 あおば通-仙台-小鶴新田:3月中運転再開見込み
JR仙石線は、東北地方のJRの路線の中では、特異な存在。
仙台駅では他の路線と離れた地下ホーム(かつては地上にあった)を発着し、松島の辺りでは、東北本線と絡みあうように接近した位置関係になっている。
電源(電化方式)は、交流2万ボルトが基本の東北地方のJR線の中では唯一の直流1500ボルト。そのため、走行する車両も特殊で、現在は山手線などを走っていた電車を短縮して改造した(秋田の土崎工場が施工)ものが走っている。
仙石線のこうした特徴は、かつて私鉄だったたものを国有化(1944年に)した路線であるため、私鉄時代の名残によるもの。
仙台周辺の都会的な雰囲気と松島方面の観光輸送という、2つの性格・目的を持つのも特徴的。車窓から見える海が美しい。
今回の地震・津波では、仙石線も大きな被害を受けた。
地震発生の翌日あたりまで、仙石線を走行中だった2本の列車と連絡が取れず、電車が脱線してくの字になっているのが発見されたなどと報道され、最悪の事態も考えられたが、どちらも乗客・乗務員は避難して無事。空の電車が津波の被害を受けたことが後に分かった。
その現場を見ると、仙石線の被害は壊滅的にも見えた。
しかも上記の通り、特殊な性格の路線。変電施設や車両(他路線の電車を転用できない)の関係から、運転再開はずっと先になるかなと思っていた。
しかし、仙台駅のトップを切って仙石線が運行を再開することになった。
2000年にできた地下区間とその先の地上区間に出て2駅、車両基地(仙台車両センター宮城野派出所)の最寄り駅まで5.6キロの区間。
新しい地下区間なので、線路や施設の被害が軽微で済んだのかもしれない。車両については基地とあおば通駅の間で“取り残された”車両でのやり繰りが可能なのだろう。
●駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)
秋田駅待合室内にあるJR東日本のATM「VIEW ALTTE」は、地震後長らく休止していた。(少なくとも先週末)
今日、行ってみると、復旧していた。(ただし、待合室内の照明の多くやATMの装飾は節電のため消灯中)
あまり必要とする人はいないでしょうけど、個人的にはビューカードからSuicaへチャージできる秋田県内唯一の場所なので、ありがたい。(他にも使っている人はたまにみかける。提携先のカードでも使ってるんだろうか)
公式サイトによれば、青森駅のものも復旧し、まだ復旧していないのは、太平洋側の不通区間や岩手県内の駅。
●秋田中央交通の路線バス
明日23日(水)も土日祝日ダイヤで運行。
24日以降は未定。
【23日追記】23日の発表によれば、土日祝日ダイヤでの運行は25日(金)まで、26日(土)からは通常運行とのこと。したがって平日は来週の月曜から平常通りの運行となる。
●お店
相変わらずパンや乳製品が品薄というか、ほとんどない。まったくないのではなく、少し入荷してすぐ売り切れるようだ。
ヤクルトは全然なく、体調維持に常用する人にはつらいことでしょう。
フォンテAKITA地階の「ザ・ガーデン自由が丘・西武」は19時で閉店しているが、公式サイトによれば、28日(月)から通常通り20時まで営業する予定とのこと。
「イオン秋田中央店(旧秋田サティ)」は、20時で閉店。
乳製品は「ダノンビオ」だけが大量に陳列(通常の5倍くらい!)されており、ヨーグルトコーナーを独占していた。入荷状況に偏りがあるようだ。
アイスクリームや清涼飲料はほぼ平常並み。冷凍食品は一部あった。カップ麺はゼロ。お菓子類も少なめ。
・秋田県内の各路線は変化なし。
ディーゼルカーが走る路線の燃料不足による減便も大きな変化はなさそう。
・奥羽本線
新庄(山形県)-院内(湯沢市):3月中運転再開見込み
新庄-山形(通称山形線):3月23日運転再開予定
これにより奥羽本線の不通区間は福島-米沢だけとなる。
・東北新幹線が予定より1日早く、今日から盛岡-新青森間で運転を再開
明日からは10往復運行(すべて各駅停車。普通車は全車自由席)
先日、東北新幹線の被害箇所が1100箇所あるとのことだったが、JR東日本からリリースがあった。http://www.jreast.co.jp/pdf/restore.pdf
それによれば、約1100箇所のうち、約940箇所が那須塩原~盛岡間に集中しており、復旧作業の進捗率も低い。(開業したばかりの八戸以北は震源から遠いこともあるだろうが、被害ゼロ)
高架の落下などはなく、ずれたり傾いたりした程度のものばかりだが、この数の多さでは、運転再開には相当かかるだろう。
・仙台地区でも運転再開のめど
仙石線 あおば通-仙台-小鶴新田:3月中運転再開見込み
JR仙石線は、東北地方のJRの路線の中では、特異な存在。
仙台駅では他の路線と離れた地下ホーム(かつては地上にあった)を発着し、松島の辺りでは、東北本線と絡みあうように接近した位置関係になっている。
電源(電化方式)は、交流2万ボルトが基本の東北地方のJR線の中では唯一の直流1500ボルト。そのため、走行する車両も特殊で、現在は山手線などを走っていた電車を短縮して改造した(秋田の土崎工場が施工)ものが走っている。
仙石線のこうした特徴は、かつて私鉄だったたものを国有化(1944年に)した路線であるため、私鉄時代の名残によるもの。
仙台周辺の都会的な雰囲気と松島方面の観光輸送という、2つの性格・目的を持つのも特徴的。車窓から見える海が美しい。
今回の地震・津波では、仙石線も大きな被害を受けた。
地震発生の翌日あたりまで、仙石線を走行中だった2本の列車と連絡が取れず、電車が脱線してくの字になっているのが発見されたなどと報道され、最悪の事態も考えられたが、どちらも乗客・乗務員は避難して無事。空の電車が津波の被害を受けたことが後に分かった。
その現場を見ると、仙石線の被害は壊滅的にも見えた。
しかも上記の通り、特殊な性格の路線。変電施設や車両(他路線の電車を転用できない)の関係から、運転再開はずっと先になるかなと思っていた。
しかし、仙台駅のトップを切って仙石線が運行を再開することになった。
2000年にできた地下区間とその先の地上区間に出て2駅、車両基地(仙台車両センター宮城野派出所)の最寄り駅まで5.6キロの区間。
新しい地下区間なので、線路や施設の被害が軽微で済んだのかもしれない。車両については基地とあおば通駅の間で“取り残された”車両でのやり繰りが可能なのだろう。
●駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)
秋田駅待合室内にあるJR東日本のATM「VIEW ALTTE」は、地震後長らく休止していた。(少なくとも先週末)
今日、行ってみると、復旧していた。(ただし、待合室内の照明の多くやATMの装飾は節電のため消灯中)
あまり必要とする人はいないでしょうけど、個人的にはビューカードからSuicaへチャージできる秋田県内唯一の場所なので、ありがたい。(他にも使っている人はたまにみかける。提携先のカードでも使ってるんだろうか)
公式サイトによれば、青森駅のものも復旧し、まだ復旧していないのは、太平洋側の不通区間や岩手県内の駅。
●秋田中央交通の路線バス
明日23日(水)も土日祝日ダイヤで運行。
【23日追記】23日の発表によれば、土日祝日ダイヤでの運行は25日(金)まで、26日(土)からは通常運行とのこと。したがって平日は来週の月曜から平常通りの運行となる。
●お店
相変わらずパンや乳製品が品薄というか、ほとんどない。まったくないのではなく、少し入荷してすぐ売り切れるようだ。
ヤクルトは全然なく、体調維持に常用する人にはつらいことでしょう。
フォンテAKITA地階の「ザ・ガーデン自由が丘・西武」は19時で閉店しているが、公式サイトによれば、28日(月)から通常通り20時まで営業する予定とのこと。
「イオン秋田中央店(旧秋田サティ)」は、20時で閉店。
乳製品は「ダノンビオ」だけが大量に陳列(通常の5倍くらい!)されており、ヨーグルトコーナーを独占していた。入荷状況に偏りがあるようだ。
アイスクリームや清涼飲料はほぼ平常並み。冷凍食品は一部あった。カップ麺はゼロ。お菓子類も少なめ。